特許
J-GLOBAL ID:200903051187595117

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-284860
公開番号(公開出願番号):特開2009-109457
出願日: 2007年11月01日
公開日(公表日): 2009年05月21日
要約:
【課題】気象クラッタのドップラー周波数を高精度に測定し、気象クラッタを適切に抑圧することができるレーダ装置を提供する。【解決手段】パルス信号の送受信によって目標物を検出する装置であって、低周波受信パルス信号から気象クラッタを検出し、気象クラッタのドップラー周波数および強度を出力する気象クラッタ検出部6と、ビーム走査毎に、ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第1補正後ドップラー周波数を出力する第1折り返し補正部8と、ビーム走査間で、第1補正後ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第2補正後ドップラー周波数を出力する第2折り返し補正部10と、第2補正後ドップラー周波数に対する平均化処理を実行して、ドップラー周波数平均値を出力する平均処理部12とを備えたものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
周波数変換を行うための局部発振信号を発生して出力する局部発振部と、 低周波送信パルス信号を発生するとともに、前記局部発振信号を用いて前記低周波送信パルス信号を高周波送信パルス信号に周波数変換して出力する送信部と、 前記高周波送信パルス信号を空間に放射するとともに、目標物で反射した前記高周波送信パルス信号を高周波受信パルス信号として受信する空中線部と、 前記局部発振信号を用いて前記高周波受信パルス信号を低周波受信パルス信号に周波数変換するとともに、前記低周波受信パルス信号をAD変換して出力する受信部と、 デジタル化された前記低周波受信パルス信号から不要な信号である気象クラッタを検出し、前記気象クラッタのドップラー周波数および強度を出力する気象クラッタ検出部と、 ビームがレーダ覆域を走査するビーム走査毎に、前記ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第1補正後ドップラー周波数を出力する第1折り返し補正部と、 複数回の前記ビーム走査の間であるビーム走査間で、前記第1補正後ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第2補正後ドップラー周波数を出力する第2折り返し補正部と、 前記第2補正後ドップラー周波数に対する平均化処理を実行して、ドップラー周波数平均値を出力する平均処理部と、 前記第1補正後ドップラー周波数および前記ドップラー周波数平均値のいずれか一方に基づいて、前記デジタル化された低周波受信パルス信号に含まれる前記気象クラッタを抑圧するためのフィルタ係数を算出するフィルタ設定部と、 前記フィルタ係数に基づいて、前記デジタル化された低周波受信パルス信号に対するフィルタ処理を実行し、前記気象クラッタを抑圧した抑圧後受信パルス信号を出力するクラッタ抑圧処理部と、 前記抑圧後受信パルス信号に基づいて前記目標物を検出する目標検出部と、 を備えたことを特徴とするレーダ装置。
IPC (1件):
G01S 13/534
FI (1件):
G01S13/534
Fターム (12件):
5J070AB07 ,  5J070AC02 ,  5J070AC08 ,  5J070AC13 ,  5J070AF05 ,  5J070AH02 ,  5J070AH12 ,  5J070AH20 ,  5J070AH31 ,  5J070AH40 ,  5J070AK19 ,  5J070BA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • レーダ信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-008804   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る