特許
J-GLOBAL ID:200903051692442139

内燃機関制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047689
公開番号(公開出願番号):特開平11-247674
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 可変バルブタイミング装置によるリーン燃焼制御とストイキ-リッチ燃焼制御との間でバルブオーバーラップ量を切り替える際のトルクショックを防止して、良好なドライバビリティの実現と、燃費やエミッションの改善を行う。【解決手段】 エンジンの運転状態がリーン燃焼制御状態であれば(S140で「YES」)、バルブオーバーラップ量をリーン燃焼制御用のマップパターンに基づいて連続的に調整し(S150)、ストイキ-リッチ燃焼制御状態であれば(S140で「NO」)、バルブオーバーラップ量をストイキ-リッチ燃焼制御用のマップパターンに基づいて連続的に調整する(S160)。したがって2段のみのバルブオーバーラップ量にて制御する場合に比較して、切り替え時の段差が小さくなるので、トルクショックが防止できる。このため、良好なドライバビリティを実現することができる。また燃費やエミッションの改善も実現できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態に応じて、理論空燃比よりも薄い混合気で燃焼させるリーン燃焼制御と、理論空燃比の混合気または理論空燃比よりも濃い混合気で燃焼させるストイキ-リッチ燃焼制御とを行う内燃機関制御装置であって、内燃機関の燃焼室の吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバーラップ量を連続的に調整できる可変バルブタイミング機構と、前記リーン燃焼制御時における内燃機関の運転状態に対応して、前記可変バルブタイミング機構にて調整されるバルブオーバーラップ量の設定パターンを記憶する第1記憶手段と、前記ストイキ-リッチ燃焼制御時における内燃機関の運転状態に対応して、前記可変バルブタイミング機構にて調整されるバルブオーバーラップ量の設定パターンを記憶する第2記憶手段と、内燃機関の運転状態がリーン燃焼制御状態かあるいはストイキ-リッチ燃焼制御状態かを判定する燃焼制御状態判定手段と、前記燃焼制御状態判定手段にて、内燃機関の運転状態がリーン燃焼制御状態であると判定された場合には、前記第1記憶手段に記憶されている前記バルブオーバーラップ量の設定パターンに基づいて、内燃機関の運転状態に対応して前記可変バルブタイミング機構にて調整されるバルブオーバーラップ量を設定し、内燃機関の運転状態がストイキ-リッチ燃焼制御状態であると判定された場合には、前記第2記憶手段に記憶されている前記バルブオーバーラップ量の設定パターンに基づいて、内燃機関の運転状態に対応して前記可変バルブタイミング機構にて調整されるバルブオーバーラップ量を設定するバルブタイミング制御手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関制御装置。
IPC (6件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/04 301 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 45/00 301
FI (6件):
F02D 13/02 K ,  F01L 1/34 C ,  F02D 41/04 301 B ,  F02D 41/04 301 J ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 45/00 301 G
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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