特許
J-GLOBAL ID:200903051713916799

高周波処置具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-255869
公開番号(公開出願番号):特開2007-068596
出願日: 2005年09月05日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】棒状の電極からなる高周波ナイフの突出量を規制でき、切開等の処置を行う際に、高周波ナイフの安定性が確保され、しかも処置を行っている間に流体の給排を行える高周波処置具の提供。【解決手段】高周波ナイフ13を硬質筒体20の貫通孔21内に挿入すると、4箇所設けた羽根部15の外面15bが貫通孔21の内面と実質的に摺接することになり、高周波ナイフ13は硬質筒体20の軸線に対して調芯され、かつこの棒状電極14の先端部分に外力が作用しても、みだりに振れないように安定的に保持される。ストッパ面15cは、高周波ナイフ13を硬質筒体20の貫通孔21に挿入したときに、このストッパ面15cが硬質筒体20の基端面と当接する位置までは進入可能であって、それ以上は突入できない。相隣接する羽根部15,15間の部位に4箇所の概略扇形の連通路23が形成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿通可能な可撓性シースと、この可撓性シースの内部に設けられ、可撓性コードの先端に高周波電流が印加される高周波ナイフを設けた処置具本体とから構成した高周波処置具において、 前記可撓性シース内には、電気絶縁性を有し、軸線方向に貫通する貫通孔を設けた硬質筒体が、その先端面をこの可撓性シースの先端面とほぼ一致させるようにして挿入・固定されており、 前記高周波ナイフは、前記硬質筒体内に遊嵌状に挿通可能な棒状電極と、この棒状電極の基端側に円周方向に所定間隔毎に設けられ、外面が前記硬質筒体の内周面とほぼ接触する大きさの複数の羽根部と、この羽根部の基端部に形成され、前記硬質筒体の孔径より外周側に突出するストッパ面とを備え、 前記ストッパ面が前記硬質筒体の端面に当接したときに、相隣接する羽根部間に前記可撓性シースの内外を連通させる連通路が形成される 構成としたことを特徴とする高周波処置具。
IPC (1件):
A61B 18/14
FI (1件):
A61B17/39 317
Fターム (5件):
4C060KK03 ,  4C060KK06 ,  4C060KK09 ,  4C060KK13 ,  4C060MM24
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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