特許
J-GLOBAL ID:200903052161957416

蓄熱システム用吸着材、これを用いた蓄熱システム、鉄アルミノフォスフェート及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-289093
公開番号(公開出願番号):特開2004-132690
出願日: 2003年08月07日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】自動車等から得られる熱源を利用して効率的な蓄熱システムを実現できる吸着材、これを用いた蓄熱システム、吸着材である鉄アルミノフォスフェート、及びその製造方法を提供する。【解決手段】廃熱を吸着材に供給し、吸着物質が吸着材に吸着する際に発する熱を暖機運転の機器に供給する、及び/又は廃熱を吸着材に供給し、吸着物質が吸着材に吸着する際に発する蒸発潜熱を冷房用冷凍機内の冷却媒体に供給する。吸着材がゼオライトであって、そのフレームワーク密度が10T/nm3以上18T/nm3以下であり、55°Cで測定された吸着等温線において、相対蒸気圧0.02での吸着物質の吸着量が0.12g/g以下であり、相対蒸気圧0.1での吸着物質の吸着量が0.13g/g以上であり、相対蒸気圧0.02以上0.1以下の範囲で相対蒸気圧が0.05変化したときの吸着物質の吸着量変化が0.08g/g以上となる相対蒸気圧領域を有するもの。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(1)廃熱を吸着材に供給して吸着物質を脱着し、吸着物質が吸着材に吸着する際に発生する熱を暖機運転の必要な機器に供給する、及び/又は(2)廃熱を吸着材に供給して吸着物質を脱着し、吸着物質が吸着材に吸着する際に吸着物質が蒸発することにより発生する吸着物質の蒸発潜熱を冷房用冷凍機内を循環する冷却媒体に供給する蓄熱システムであって、 前記吸着材がゼオライトであって、(a)該ゼオライトのフレームワーク密度が10T/nm3以上18T/nm3以下であり、(b)該ゼオライトの55°Cで測定された吸着等温線において、相対蒸気圧0.02での吸着物質の吸着量が0.12g/g以下であり、相対蒸気圧0.1での吸着物質の吸着量が0.13g/g以上であり、相対蒸気圧0.02以上0.1以下の範囲で相対蒸気圧が0.05変化したときの吸着物質の吸着量変化が0.08g/g以上となる相対蒸気圧領域を有する、ことを特徴とする蓄熱システム。
IPC (8件):
F28D20/00 ,  B01J20/18 ,  B01J20/28 ,  B60H1/08 ,  F01P3/20 ,  F25B17/08 ,  F25B25/02 ,  F25B27/02
FI (8件):
F28D20/00 G ,  B01J20/18 B ,  B01J20/28 Z ,  B60H1/08 611J ,  F01P3/20 E ,  F25B17/08 C ,  F25B25/02 Z ,  F25B27/02 J
Fターム (15件):
3L093NN04 ,  3L093PP13 ,  3L093PP19 ,  4G066AA61B ,  4G066BA25 ,  4G066BA32 ,  4G066BA36 ,  4G066CA43 ,  4G066DA03 ,  4G066EA20 ,  4G066FA03 ,  4G066FA05 ,  4G066FA21 ,  4G066FA37 ,  4G066GA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-267346号公報
  • 吸着ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-321783   出願人:株式会社豊田中央研究所
審査官引用 (13件)
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