特許
J-GLOBAL ID:200903052323987241

車両用遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-175109
公開番号(公開出願番号):特開2004-019778
出願日: 2002年06月14日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】より安価な車両用遊星歯車装置を提供する。【解決手段】クラッチドラム70内に嵌め入れられたリングギヤ132および当接部材であるバッキングプレート136は、一体的に構成されたものであり、その一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の上記クラッチドラム70に対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、少なくとも1つの止め輪であるスナップリング142がその一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の係合突起134および138に接するように嵌め着けられている為、かかるスナップリング142により上記一体的に構成されたリングギヤ132およびバッキングプレート136の位置が固定される。すなわち、従来であれば少なくとも3つ設けられる必要があったスナップリングの点数を1つに削減することができ、延いては安価な車両用遊星歯車装置130を提供することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
サンギヤ、キャリヤ、およびリングギヤから成る3つの回転要素と、内周側に複数本の係合溝を軸心方向と平行に備えたクラッチドラムと、外周側に突設された複数の係合突起が該係合溝と係合する状態で該クラッチドラム内に相対回転不能且つ軸心方向の相対移動可能に嵌め入れられた複数枚の摩擦部材と、外周側に突設された複数の係合突起により該クラッチドラム内に相対回転不能に固定されて該複数枚の摩擦部材のうちの一端に位置するものに当接させられる当接部材と、前記複数枚の摩擦部材を該当接部材との間で挟圧する為に前記摩擦部材の他端側に位置するように前記クラッチドラム内に相対移動可能に嵌め入れられたピストンとを有し、前記リングギヤがその外周側に突設された複数の係合突起により前記クラッチドラム内に相対回転不能に嵌め入れられて固定される型式の車両用遊星歯車装置であって、 前記当接部材およびリングギヤの前記クラッチドラムに対する軸心方向の相対移動を阻止する為に、第1の止め輪が該当接部材の係合突起と前記リングギヤの係合突起との間にそれぞれの係合突起に接するように、第2の止め輪が該リングギヤの係合突起における前記ピストンとは反対側に接するようにそれぞれ嵌め着けられていることを特徴とする車両用遊星歯車装置。
IPC (2件):
F16H57/08 ,  F16H3/44
FI (2件):
F16H57/08 ,  F16H3/44 Z
Fターム (20件):
3J028EA09 ,  3J028EB35 ,  3J028EB37 ,  3J028EB44 ,  3J028EB62 ,  3J028FC13 ,  3J028FC23 ,  3J028FC64 ,  3J028FD11 ,  3J028HA16 ,  3J028HA17 ,  3J063AA02 ,  3J063AB12 ,  3J063AB22 ,  3J063AC09 ,  3J063BB46 ,  3J063CA02 ,  3J063CB05 ,  3J063CD13 ,  3J063CD18
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 無段変速機の前後進切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-031337   出願人:愛知機械工業株式会社, 日産自動車株式会社
  • 特開平1-210640
  • 摩擦締結装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-144502   出願人:ジヤトコ株式会社
全件表示

前のページに戻る