特許
J-GLOBAL ID:200903052926508291

音響信号の符号化方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-273949
公開番号(公開出願番号):特開平11-095753
出願日: 1997年09月19日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 音響信号に対して効率的な符号化を行う。【解決手段】 符号化対象となる音響信号をPCMコード化し、音響データとして取り込み、時間軸上に複数の単位区間d1〜d5を設定する(図(a) )。各単位区間ごとに、フーリエ変換を行い、スペクトルを求める(図(b) )。周波数軸fに対応させて離散的に128個のノートナンバー(0〜127)を定義し、各ノートナンバーごとに実効強度を求める(図(c) )。実効強度の大きい順にP個のノートナンバーNp(d1,1)〜Np(d1,P)を抽出し、P個のトラック上の各単位区間に対応する時間位置に配置する。各トラック上のノートナンバーをMIDIデータで表現し、Pチャンネルステレオ音として、原音響信号を再生する。
請求項(抜粋):
時系列の強度信号として与えられる音響信号を符号化するための符号化方法であって、符号化対象となる音響信号の時間軸上に複数の単位区間を設定する区間設定段階と、個々の単位区間ごとに、当該単位区間内の音響信号に含まれる周波数成分を第1の軸に、各周波数成分ごとの強度を第2の軸にとったスペクトルを作成するスペクトル作成段階と、前記スペクトルの第1の軸に対応させて離散的に複数Q個の符号コードを定義し、この複数Q個の符号コードを第1の軸に、各符号コードごとの強度を第2の軸にとった強度グラフを、個々の単位区間ごとのスペクトルに基いてそれぞれ作成する強度グラフ作成段階と、前記強度グラフにおける各符号コードごとの強度に基いて、個々の単位区間ごとに、Q個の全符号コードの中から当該単位区間を代表するP個の代表符号コードを抽出し、これら抽出した代表符号コードおよびその強度によって、個々の単位区間の音響信号を表現する符号化段階と、を有することを特徴とする音響信号の符号化方法。
IPC (5件):
G10H 7/02 ,  G10H 1/00 ,  G10L 9/00 ,  G10L 9/16 ,  H03M 7/30
FI (5件):
G10H 7/00 521 D ,  G10H 1/00 Z ,  G10L 9/00 J ,  G10L 9/16 ,  H03M 7/30 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 音響信号変換符号化方法および復号化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-261236   出願人:日本電信電話株式会社
  • 音源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-353285   出願人:ヤマハ株式会社
  • 音信号ピッチ抽出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-148325   出願人:カシオ計算機株式会社
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