特許
J-GLOBAL ID:200903053177855024
樹脂被覆シームレス缶製造方法、及びその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-127524
公開番号(公開出願番号):特開2007-296565
出願日: 2006年05月01日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
【課題】樹脂被覆シームレス缶を抜き落とし成形された缶体のエッジ部をトリミングする際に、発生しやすい密着性の低下によるスクラップ残り等の問題を解消して円滑に樹脂被覆シームレス缶を円滑に製造する方法と装置を提供する。【解決手段】潤滑剤が塗布された熱可塑性樹脂被覆金属板をカップ30に成形し(S10)、該カップ30をドライ状態で胴部と底部とが一体成形された缶体32を得て(S12)、該缶体32開口の端部の耳部34を既定切断位置よりエッジ側にずらした位置でトリム加工し(S14)、該工程(S14)後の缶体32から該潤滑剤が加熱除去されると共に該缶体32の少なくとも開口端部が該樹脂の融点以上の温度まで昇温されるように該缶体32を加熱処理し(S16)、該工程(S16)後の缶体32の開口端部を既定切断位置で切り落とす(S18)。第1トリマーの外刃と内刃との噛み込み量を第2トリマーの噛み込み量より大きくした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
潤滑剤が塗布された熱可塑性樹脂被覆金属板をカップに成形するカップ成形工程と、
前記カップ成形工程の後段に設けられ、前記カップをドライ状態で成形し、胴部と底部とが一体成形された缶体を得るボディ成形工程と、
を備えた樹脂被覆シームレス缶製造方法において、
前記ボディ成形工程の後段に設けられ、前記缶体の開口端部の耳部を既定切断位置よりもエッジ側にずらした位置でトリム加工する第1トリム工程と、
前記第1トリム工程の後段に設けられ、前記缶体から前記潤滑剤が加熱除去されると共に、該缶体の少なくとも開口端部が該樹脂の融点以上の温度まで昇温されるように、該缶体を加熱する熱処理工程と、
前記熱処理工程の後段に設けられ、前記缶体の開口端部を既定切断位置で切り落とす第2トリム工程と、
を備えたことを特徴とする樹脂被覆シームレス缶製造方法。
IPC (2件):
FI (5件):
B21D51/26 K
, B21D51/26 X
, B21D22/28 B
, B21D22/28 H
, B21D22/28 L
引用特許:
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