特許
J-GLOBAL ID:200903053796896290

光学フィルムの製造方法、およびその光学フィルムを用いた液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-289395
公開番号(公開出願番号):特開2007-098690
出願日: 2005年09月30日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】 製造後の寸法変動が少ない、VA型液晶表示装置の偏光板保護フィルムとして好適な光学フィルムを提供する。 【解決手段】 フィルムを製膜搬送方向に直交する幅手方向に延伸する延伸工程と、延伸後のフィルムを幅手方向に緩和する緩和工程とを含む製造方法である。その緩和工程の時間θ(秒)と温度T(°C)を、3.35×10-4≦(Rth/d)×(1/θ)×(1/(273+T))≦1.47×10-3という条件を満たすように設定する。ここで、Rthはフィルムの厚み方向リターデーション(nm)、dはフィルムの厚さ(μm)を表している。このような緩和工程を行うことにより、フィルムの残留応力を減らすことでき、その結果、製造後の寸法変動が小さくなる。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
セルロースエステルを主成分とする光学フィルムの製造方法であって、 ドープを支持体上に流延してフィルムを形成する流延工程と、 このフィルムを支持体から剥離する剥離工程と、 剥離されたフィルムを搬送方向に直交する幅手方向に延伸する延伸工程と、延伸後のフィルムを幅手方向に緩和する緩和工程とを含み、 以下の条件式を満たすことを特徴とする光学フィルムの製造方法、 3.35×10-4≦(Rth/d)×(1/θ)×(1/(273+T))≦1.47×10-3 但し、 Rth:厚み方向リターデーション(nm)(=((nx+ny)/2-nz)×d) d:フィルムの厚さ(μm) nxフィルムの製膜方向に平行な方向でのフィルムの屈折率 ny:フィルムの製膜方向に垂直な方向でのフィルムの屈折率 nz:フィルムの厚み方向での屈折率 θ:緩和工程の時間(秒) T:緩和工程の温度(°C) である。
IPC (4件):
B29C 41/24 ,  B29C 55/08 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/133
FI (4件):
B29C41/24 ,  B29C55/08 ,  G02B5/30 ,  G02F1/1335 510
Fターム (53件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB33 ,  2H049BB49 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  2H091FA08 ,  2H091FB02 ,  2H091FC07 ,  2H091FC09 ,  2H091FC21 ,  2H091FC29 ,  2H091FD07 ,  2H091FD14 ,  2H091GA17 ,  2H091HA18 ,  2H091KA02 ,  2H091LA30 ,  4F205AA01 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205AR06 ,  4F205AR11 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC02 ,  4F205GC07 ,  4F205GE24 ,  4F205GF24 ,  4F205GN21 ,  4F205GN29 ,  4F205GW41 ,  4F210AA01 ,  4F210AC05 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210AR06 ,  4F210AR11 ,  4F210AR12 ,  4F210AR20 ,  4F210QA02 ,  4F210QC03 ,  4F210QD01 ,  4F210QD02 ,  4F210QG01 ,  4F210QG18 ,  4F210QL16 ,  4F210QL17 ,  4F210QW05 ,  4F210QW12
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る