特許
J-GLOBAL ID:200903054186536094

レプリケーション制御システム、基幹サーバ、部門サーバ、更新ロック管理装置およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-357554
公開番号(公開出願番号):特開2006-164097
出願日: 2004年12月10日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 通信負荷を高くすることなく、基幹サーバ内のマスタテーブルと、部門サーバ内のレプリカテーブルとの整合性を保つ。【解決手段】 基幹サーバ100は、自サーバ内のマスタテーブル上のレコードを更新する場合、レプリカテーブル上の該当するレコードに対するロック要求を更新ロック管理装置300へ送信し、その後、ロック成功が通知されるまで待ち状態になる。部門サーバ200-1は、自サーバ内のレプリカテーブル上のレコードを更新する際、マスタテーブル上の該当するレコードに対するロック要求を更新ロック管理装置300へ送信し、その後、ロック成功が通知されるまで待ち状態になる。更新ロック管理装置300は、ロック要求されたレコードが既にロックされている場合は、ロック要求を内部に保持しておき、上記レコードのロックが解除されるのを待って上記ロック要求の要求元にロック成功を通知する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のマスタテーブルが格納された基幹側データベース記憶部を有する基幹サーバと、前記基幹側データベース記憶部に格納されている複数のマスタテーブルの内の少なくとも1つがレプリカテーブルとして格納された部門側データベース記憶部を有する複数の部門サーバと、更新ロック管理装置とを含むレプリケーション制御システムであって、 前記基幹サーバが、 自サーバ内のマスタテーブルであって、且つそのレプリカテーブルが部門サーバ内に存在するマスタテーブルに対する更新要求が発生したとき、前記更新ロック管理装置に対して前記レプリカテーブル上の該当するレコードのロックを要求するロック要求を送信して待ち状態となり、該ロック要求に対するロック成功が前記更新ロック管理装置から通知された後、前記更新要求に従って前記マスタテーブルを更新すると共に更新内容を示す更新履歴情報を前記レプリカテーブルを保持している部門サーバに送信し、部門サーバから更新履歴情報が送られてきたとき、該更新履歴情報に従って自サーバ内のマスタテーブルを更新すると共に前記更新ロック装置に対して更新が完了したマスタテーブル上のレコードについてのロック解除要求を送信する構成を有し、 前記各部門サーバが、 自サーバ内のレプリカテーブルに対する更新要求が発生したとき、前記更新ロック管理装置に対して前記レプリカテーブルに対応するマスタテーブル上の該当するレコードのロックを要求するロック要求を送信して待ち状態となり、該ロック要求に対するロック成功が前記更新ロック管理装置から通知された後、前記更新要求に従って前記レプリカテーブルを更新すると共に更新内容を示す更新履歴情報を前記基幹サーバに送信し、基幹サーバから更新履歴情報が送られてきたとき、該更新履歴情報に従って自サーバ内のレプリカテーブルを更新すると共に前記更新ロック装置に対して更新が完了したレプリカテーブル上のレコードについてのロック解除要求を送信する構成を有し、 前記更新ロック管理装置が、 ロック要求が送られてきたとき、ロック要求されたレコードがロック状態でない場合には、要求元にロック成功を通知し、ロック状態の場合には、前記ロック要求をロック要求保持部に格納し、ロック解除要求が送られてきたとき、前記ロック要求保持部に格納されているロック要求の中から前記ロック解除要求が解除対象にしているレコードについてのロック要求を選択し、その要求元に対してロック成功を通知する構成を有することを特徴とするレプリケーション制御システム。
IPC (1件):
G06F 12/00
FI (1件):
G06F12/00 533J
Fターム (2件):
5B082FA18 ,  5B082HA03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 分散システム 原理とパラダイム, 20031020, 第1版, p. 265-266

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