特許
J-GLOBAL ID:200903054553071311
流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小野 由己男
, 加藤 秀忠
, 渡辺 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-213166
公開番号(公開出願番号):特開2006-029553
出願日: 2004年07月21日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 捩り特性を広角化した流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置において、低剛性の弾性部材の圧縮停止を工夫することによって、コストを低減する。【解決手段】 第1弾性部材44は、リティーニングプレート49に設けられている。第2弾性部材45は、第1弾性部材44の内周側に配置されて、ドリブンプレート42に設けられている。中間部材43は、第1弾性部材44を介してリティーニングプレート49に対して回転方向に連結され、第2弾性部材45を介してドリブンプレート42に対して回転方向に連結されている。中間部材43は、リティーニングプレート49とドリブンプレート42の一方との間に、第1弾性部材44と第2弾性部材45の剛性の低いものの圧縮を停止する第1ストッパー91を構成している。第1ストッパー91は、第1弾性部材44と第2弾性部材45の剛性の低いものが密着状態になる以前に圧縮を停止する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
流体式トルク伝達装置のフロントカバーとタービンとの間の空間に配置され、両者を機械的に接続するためのロックアップ装置であって、
軸方向に移動可能で前記フロントカバーに連結可能なピストンと、
前記ピストンに固定されたドライブ部材と、
前記ドライブ部材に設けられた第1弾性部材と、
前記タービンに固定されたドリブン部材と、
前記第1弾性部材の内周側に配置されて、前記ドリブン部材に設けられた第2弾性部材と、
前記第1弾性部材を介して前記ドライブ部材に対して回転方向に連結され、前記第2弾性部材を介して前記ドリブン部材に対して回転方向に連結された中間部材とを備え、
前記第1弾性部材と前記第2弾性部材は回転方向の剛性が異なり、
前記中間部材は、前記ドライブ部材と前記ドリブン部材の一方との間に、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の剛性の低いものの圧縮を停止する第1ストッパーを構成し、
前記第1ストッパーは、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の剛性の低いものが密着状態になる以前に圧縮を停止する、
流体式トルク伝達装置用ロックアップ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: