特許
J-GLOBAL ID:200903054576039032

連結式単管型構造部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-214291
公開番号(公開出願番号):特開2000-045395
出願日: 1998年07月29日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 軸力による降伏後も座屈することなく十分に塑性変形させることができ、構造の簡素化、製作の容易化を実現した単管型構造部材を提供すること。【解決手段】 細長比が30以下の鋼管2が中央部位で左右に切断されて構造部材1の両側の端部材2A,2Aを形成し、その先端に固着一体化したエンド部材11を介して鋼構造物との接続を可能にする接合装置10を取りつける。その左右の端部材2A,2Aの間に、同一の外径を有して端部材よりも圧縮耐力の大きい鋼管が中間部材3Aとして長手方向に接続される。これにより、構造部材の実際の細長比は通常よく採用される中間的なものでありながら、座屈に対しては実質的に30以下の細長比を有した部材と等価なものにしておくことができる。本構造部材を圧縮部材として採用すると座屈を起こすことなく大きな塑性変形が実現され、地震によるエネルギを効率よく吸収し、耐震補強材として優れたものとなる。
請求項(抜粋):
鋼構造物を形成するための鉄骨構造の枠組に介在されるブレース用等の鋼管構造部材において、細長比が30以下の鉄製パイプ材が中央部位で左右に切断されて構造部材の両側の端部材を形成し、その先端に固着一体化したエンド部材を介して鋼構造物との接続を可能にする接合装置が取りつけられ、上記左右の端部材の間に、同一の外径を有して該端部材よりも圧縮耐力の大きい鋼管が中間部材として長手方向に接続されていることを特徴とする連結式単管型構造部材。
IPC (2件):
E04B 1/58 ,  E04C 3/00
FI (2件):
E04B 1/58 D ,  E04C 3/00
Fターム (21件):
2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AA33 ,  2E125AC16 ,  2E125BB08 ,  2E125BB10 ,  2E125BB24 ,  2E125BC09 ,  2E125BD01 ,  2E125BE08 ,  2E125BF01 ,  2E125CA05 ,  2E125CA06 ,  2E125CA14 ,  2E125CA79 ,  2E125CA90 ,  2E125EA25 ,  2E163DA01 ,  2E163FB09 ,  2E163FB46 ,  2E163FB49
引用特許:
審査官引用 (5件)
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