特許
J-GLOBAL ID:200903054666066446

自動二輪車用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  栗原 彰 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-011957
公開番号(公開出願番号):特開2006-199112
出願日: 2005年01月19日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】排水性と耐摩耗性とを両立し、操縦安定性を向上させる自動二輪車用空気入りタイヤを提供する。【解決手段】自動二輪車用空気入りタイヤは、トレッド部3に、傾斜主ラグ溝と、傾斜主ラグ溝間に複数の傾斜副ラグ溝とを有する。傾斜主ラグ溝は、一対の周方向溝に開口せず、トレッドの中央領域からショルダー領域に向けて延在する。又、傾斜主ラグ溝は、タイヤ赤道面に対する傾斜角が1〜10°である急傾斜中央部S1から、タイヤ赤道面に対する傾斜角が15〜50°である緩傾斜中間部S2を経て、タイヤ赤道面に対する傾斜角が55〜90°である微傾斜側部S3よりなる。急傾斜中央部S1に相当する領域の踏面側のトレッドゴムは、40〜55度の硬度を有し、緩傾斜中間部S2及び微傾斜側部S3に相当する領域のトレッドゴムは、急傾斜中央部S1に相当する領域のトレッドゴムより小さい硬度を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1対のビード部にそれぞれ埋設したビードコア間でトロイド状に延び、前記ビードコアの周りでその周面に沿わせてタイヤ幅方向内側から外側に、又は外側から内側に向けて巻き回して構成され、タイヤ赤道面に対して70〜90°の範囲でゴム被覆してなるテキスタイルコードを平行に配列した、少なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、 前記カーカス及びトレッド間に配置され、タイヤ赤道面に対して20〜40°の範囲でゴム被覆してなるテキスタイルコードを平行に配列した、少なくとも2枚のベルトプライからなるベルト層とを備える自動二輪車用空気入りタイヤであって、 前記トレッドに、方向性のあるパターンを有し、当該パターンのネガティブ率は、20〜40%であり、 前記トレッドの中央領域に、一対の周方向溝により形成される中央陸部を有し、 前記トレッドに、前記一対の周方向溝に開口せず、前記中央領域からショルダー領域に向けて延在し、タイヤ赤道面に対する傾斜角が1〜10°である急傾斜中央部から、タイヤ赤道面に対する傾斜角が15〜50°である緩傾斜中間部を経て、タイヤ赤道面に対する傾斜角が55〜90°である微傾斜側部よりなる傾斜主ラグ溝と、該傾斜主ラグ溝間に複数の傾斜副ラグ溝とを有し、 前記傾斜主ラグ溝の配設ピッチは、タイヤ周長×10〜20%であり、かつ、タイヤを使用リムにリム組みし、使用空気圧、荷重を負荷した状態において接地する周方向接地長×1.5〜2.5倍であり、 前記傾斜主ラグ溝の溝幅は、トレッド幅の半分をTrとすると、Tr×3〜6%であり、 前記傾斜主ラグ溝の前記急傾斜中央部は、前記周方向溝からTr×5〜15%の領域から始まり、Tr×20〜40%の領域で終わり、 前記傾斜主ラグ溝の前記緩傾斜中間部は、前記周方向溝からTr×45〜75%の領域内に配置され、 前記傾斜主ラグ溝の前記急傾斜中央部は、タイヤを使用リムにリム組みし、使用空気圧、荷重2000N、キャンパー角0°としたときの接地点の両側縁を、走行中実質上常時含み、 前記急傾斜中央部に相当する領域の踏面側のトレッドゴムは、40〜55度の硬度を有し、前記緩傾斜中間部及び前記微傾斜側部に相当する領域のトレッドゴムは、当該急傾斜中央部に相当する領域のトレッドゴムより小さい硬度を有することを特徴とする自動二輪車用空気入りタイヤ。
IPC (4件):
B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/00 ,  B60C 11/03
FI (6件):
B60C11/04 H ,  B60C11/00 B ,  B60C11/00 C ,  B60C11/00 D ,  B60C11/03 Z ,  B60C11/04 D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-312992   出願人:住友ゴム工業株式会社
審査官引用 (3件)

前のページに戻る