特許
J-GLOBAL ID:200903054712724917
車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法及び製造装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 武男
, 中井 俊
, 小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-350898
公開番号(公開出願番号):特開2004-162913
出願日: 2003年10月09日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】 製造装置の小型化、低廉化を図ると共に、良質の車輪支持用転がり軸受ユニットを安定して造れる方法及び装置を実現する。【解決手段】 かしめ部14を加工すべきハブ2aの上方に加圧ヘッド34を、昇降及び回転自在に設ける。この加圧ヘッド34の下端部に加圧ローラ35を、枢軸39、39とラジアル軸受42、42とにより、回転自在に支持する。上記加圧ローラ35の加工部40の外周面に、上記かしめ部14の形状に見合った断面形状を有する凹部41を形成する。この凹部41を上記ハブ2aの上端部に設けた円筒部16に押し付けつつ上記加圧ヘッド34を回転させて、この円筒部16を塑性変形させ、上記かしめ部14とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周面に第一、第二の外輪軌道を有する外径側軌道輪部材と、外周面に第一、第二の内輪軌道を有する内径側軌道輪部材と、これら第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体とを備え、上記内径側軌道輪部材は、その中間部外周面に直接又は別体の内輪を介して上記第一の内輪軌道を設けた軸部材と、その外周面に上記第二の内輪軌道を設けた内輪とから成り、この内輪は、上記軸部材の一端部に外嵌し、更にこの軸部材の一端部に設けた円筒部を直径方向外方に塑性変形させる事で形成したかしめ部によりその軸方向一端面を抑え付けられる事で、上記軸部材に対し支持固定されている車輪支持用転がり軸受ユニットを造る為、加圧部材により上記円筒部の円周方向の一部に、軸方向に関して他端側に、径方向に関して外方に、それぞれ向いた荷重を加えると共に、この荷重を加える部分を上記円筒部の円周方向に関して連続的に変化させる事により、この円筒部を徐々に塑性変形させて、上記かしめ部とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法に於いて、上記加圧部材が加圧ローラであり、この加圧ローラの中心軸を含む仮想平面に関するこの加圧ローラの外周面の断面形状が、上記かしめ部の外面の断面形状に見合う形状であり、この加圧ローラをその中心軸を自転軸として自転させつつ上記軸部材の中心軸の周囲を公転させながら上記加圧ローラをこの軸部材に向け押し付けて、上記円筒部を塑性変形させる事を特徴とする車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
IPC (5件):
F16C43/04
, B21D39/00
, B21D53/10
, B60B35/18
, F16C35/063
FI (5件):
F16C43/04
, B21D39/00 D
, B21D53/10 Z
, B60B35/18 A
, F16C35/063
Fターム (4件):
3J017AA02
, 3J017DA01
, 3J017DB08
, 3J017HA02
引用特許:
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