特許
J-GLOBAL ID:200903055470180514

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-113121
公開番号(公開出願番号):特開2001-295716
出願日: 2000年04月14日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射装置においてコモンレールに圧送された燃料を効率よく用いるとともに始動時のコモンレール圧力の異常を防止することである。【解決手段】 ニードル先端部611の外周に噴射用燃料で満たされる油溜まり室41を形成し、ニードル後端面61cに面して背圧室53を形成し、油溜まり室41と背圧室53の間でノズル内周面21aとニードル後端部612の側面612aの間隙を、低圧源71と非導通として燃料の使用効率を高め、背圧室53の圧力を制御する背圧制御弁121を制御する制御手段8を、ポンプ72圧送開始後、最初の燃料噴射までの期間に、ニードル61のリフトを許容しない背圧室圧力を与えるように背圧制御弁121を開弁して背圧制御弁121から低圧源71へ燃料がリークするようにしてコモンレール圧力の異常な上昇を防止する。
請求項(抜粋):
ポンプから圧送された燃料を蓄えるコモンレールにより燃料の供給を受けるインジェクタであって、先端に噴孔が形成されたノズル内に、噴孔を開閉するニードルがその後端部で摺動自在に保持され、上記コモンレールからの燃料が、ニードルの先端部の外周に形成された油溜まり室に導入されるとともにニードルの後端面を室壁面とする背圧室に導入され、かつ、該背圧室と低圧源との連通と遮断とを切り換える背圧制御弁を具備する構成のインジェクタを有し、噴射指令に対してインジェクタ制御手段が背圧制御弁を開側に切り換え背圧室の圧力を低圧に開放してニードルをリフトせしめることにより油溜まり室の燃料を噴孔より噴射するようになした燃料噴射装置において、上記ニードルの後端部の側面とノズルの内周面の間隙を上記低圧源と非導通とし、上記背圧制御弁を上記背圧室から上記低圧源への燃料のリーク量を調整自在に構成し、上記インジェクタ制御手段を、機関始動時における上記ポンプの圧送開始から最初の燃料噴射開始までの期間に、ニードルのリフトを許容しない背圧室圧力を与える上記リーク量で上記背圧制御弁を開弁するように設定したことを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (6件):
F02M 47/00 ,  F02D 41/06 375 ,  F02D 41/38 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/00 ,  F02M 61/20
FI (9件):
F02M 47/00 A ,  F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 P ,  F02D 41/06 375 ,  F02D 41/38 Z ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/00 E ,  F02M 51/00 F ,  F02M 61/20 N
Fターム (38件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC01 ,  3G066AC09 ,  3G066AD12 ,  3G066BA12 ,  3G066BA22 ,  3G066BA30 ,  3G066CC06T ,  3G066CC08T ,  3G066CC14 ,  3G066CC26 ,  3G066CC61 ,  3G066CC64T ,  3G066CC64U ,  3G066CC66 ,  3G066CC67 ,  3G066CC68T ,  3G066CC69 ,  3G066CC70 ,  3G066CE13 ,  3G066CE27 ,  3G066DB01 ,  3G066DC00 ,  3G066DC18 ,  3G301HA02 ,  3G301JA11 ,  3G301JA22 ,  3G301KA01 ,  3G301LB11 ,  3G301LC05 ,  3G301MA28 ,  3G301NA08 ,  3G301ND02 ,  3G301PB08A ,  3G301PB08Z ,  3G301PG00A ,  3G301PG00Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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