特許
J-GLOBAL ID:200903055533529954

無線受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-077495
公開番号(公開出願番号):特開2003-283372
出願日: 2002年03月20日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】m-ary変調方式などで符号長の長いウォルシュ符号が使用された場合、受信側では高速アダマール変換処理を行っても加減算処理の回数が膨大になる。特に基地局側で用いられる場合には端末数分の処理を行わなくてはならないため、加減算処理回数の低減が必要である。【解決手段】符号長mのウォルシュ系列は符号長aと符号長bのウォルシュ符号のクロネッカー積で表すことができる。但し、log2(m) = log2(a)*log2(b)が成り立つ事が必要である。この性質を利用して、送信される符号長mのウォルシュ系列をa行b列の2次元配列と見なして、受信側ではまず行方向に符号長aの高速アダマール変換処理を行う。この結果得られた結果を列方向に絶対値加算し、受信電力が最大のものを選ぶと、符号長aのウォルシュ系列が特定される。次に、特定された列だけを抽出して、今度は列方向に符号長bの高速アダマール変換処理を行う。
請求項(抜粋):
CDMA(Code Division Multiple Access)方式を用いた無線移動体通信システムにおける無線受信機において、符号長mのウォルシュ符号を、log2(m)=log2(a)*log2(b)log2(m)を満たす符号長aとbのウォルシュ符号のクロネッカー積とし、符号長aのウォルシュ系列のそれぞれに対する相関を求める手段と、各ウォルシュ番号毎の絶対値加算結果から符号長aのウォルシュ符号を1つ特定する手段と、特定したウォルシュ系列に対して更に符号長bの全てのウォルシュ系列に対する相関を求め、符号長bのウォルシュ番号を特定して、それぞれの結果から符号長mのウォルシュ番号の特定を行う手段と、を有することを特徴とする無線受信機。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H03M 7/30 A ,  H04J 13/00 D
Fターム (11件):
5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BC08 ,  5J064BC09 ,  5J064BC11 ,  5J064BC16 ,  5J064BC20 ,  5J064BD02 ,  5K022EE02 ,  5K022EE14 ,  5K022EE32
引用特許:
審査官引用 (5件)
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