特許
J-GLOBAL ID:200903055611432857

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-329750
公開番号(公開出願番号):特開2000-156442
出願日: 1998年11月19日
公開日(公表日): 2000年06月06日
要約:
【要約】【課題】 蒸気側ヘッダ19の内部にて放熱チューブ24の開口部が液で覆われることを防いで性能低下を防止すること。【解決手段】 冷媒槽3には、沸騰空間の上部右側に隣接して一方のヘッダ接続部が設けられ、蒸気流出口14を通じて沸騰空間と連通している。放熱器の蒸気側ヘッダ19は、一端側が蓋プレート6の一方の差込み口より冷媒槽3の内部(一方のヘッダ接続部)へ差し込まれている。この蒸気側ヘッダ19には、冷媒槽3の内部へ差し込まれた端部の内側壁面に冷媒槽3内の蒸気流出口14に通じる連通口が開けられている。この連通口の下端Yと蒸気流出口14の下端Xは同じ高さに設けられている。また、蒸気側ヘッダ19内に開口する下段側の放熱チューブ24の開口部の下端Zより蒸気流出口14の下端X及び連通口の下端Yの方が低い位置になるように設定されている。
請求項(抜粋):
内部に貯留する液冷媒が発熱体の熱を受けて沸騰する沸騰空間を形成し、その沸騰空間を介して対向する二面が略直立した姿勢で使用されるとともに、その対向する一方の壁面に前記発熱体が取り付けられ、他方の壁面に前記沸騰空間に連通する一方のヘッダ接続部と他方のヘッダ接続部とが開口する冷媒槽と、前記一方のヘッダ接続部に接続されて前記冷媒槽の他方の壁面に対し略垂直方向に延びる蒸気側ヘッダ、前記他方のヘッダ接続部に接続されて前記冷媒槽の他方の壁面に対し略垂直方向に延びる液側ヘッダ、及び前記蒸気側ヘッダと前記液側ヘッダとを連通する放熱チューブを有し、前記冷媒槽で沸騰した冷媒蒸気を外部流体との熱交換によって液化する放熱器とを備える沸騰冷却装置であって、前記冷媒槽は、前記一方のヘッダ接続部と前記沸騰空間とを連通する蒸気流出口の下端が前記蒸気側ヘッダ内に開口する前記放熱チューブの開口部の下端より低い位置に設けられていることを特徴とする沸騰冷却装置。
Fターム (4件):
5F036AA01 ,  5F036BA08 ,  5F036BB53 ,  5F036BC01
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭56-147457
  • 半導体素子冷却ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-202831   出願人:株式会社東芝
  • 沸騰冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-231531   出願人:株式会社デンソー
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