特許
J-GLOBAL ID:200903055883559112

自動変速機のダウンシフト制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310340
公開番号(公開出願番号):特開平9-152026
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 ダウンシフト前のギヤ位置にて締結されていた第1の締結要素から油圧を抜くと共に解放されていた第2の締結要素へ油圧を入れてダウンシフト後のギヤ位置を達成する自動変速機のダウンシフト制御装置において、簡単で且つ応答性及び安定性に優れたアキュムレータ背圧制御により、回転同期による変速タイミング確保と変速後の加速性確保との両立を図ること。【解決手段】 検出ギヤ比が第1の設定ギヤ比に達した時点から設定時間までの変速後期には背圧上昇指令を、その後の変速終期には背圧低下指令を第1制御アクチュエータfへ出力するダウンシフト抜き圧制御手段iと、検出ギヤ比が第1の設定ギヤ比より大きい第2の設定ギヤ比に達するまでは背圧低下指令を出力し、検出ギヤ比が第2の設定ギヤ比に達した時点からは背圧上昇指令を第2制御アクチュエータhへ出力するダウンシフト入れ圧制御手段jと、を備えた構成とした。
請求項(抜粋):
ダウンシフト前のギヤ位置にて締結されていた第1の締結要素から油圧を抜くと共に解放されていた第2の締結要素へ油圧を入れてダウンシフト後のギヤ位置を達成する自動変速機のダウンシフト制御装置において、アクセル踏み込み操作によりダウンシフトが行なわれる踏み込みダウンシフト時かどうかを判断する踏み込みダウンシフト判断手段と、踏み込みダウンシフト制御中に変化するギヤ比を検出するギヤ比検出手段と、ダウンシフトにより解放される第1の締結要素への油路の途中に設けられた第1のアキュムレータと、前記第1のアキュムレータの背圧室内の油圧を制御する第1制御アクチュエータと、ダウンシフトにより締結される第2の締結要素への油路の途中に設けられた第2のアキュムレータと、前記第2のアキュムレータの背圧室内の油圧を制御する第2制御アクチュエータと、検出ギヤ比が変速後のギヤ比に近い第1の設定ギヤ比に達した時点から設定時間までの変速後期には背圧上昇指令を、設定時間を経過した後の変速終期には背圧低下指令を前記第1制御アクチュエータへ出力するダウンシフト抜き圧制御手段と、検出ギヤ比が第1の設定ギヤ比より大きい変速終了直前の第2の設定ギヤ比に達するまでは背圧低下指令を出力し、検出ギヤ比が第2の設定ギヤ比に達した時点からは背圧上昇指令を前記第2制御アクチュエータへ出力するダウンシフト入れ圧制御手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機のダウンシフト制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:20 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 61/08
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-191241
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-220562   出願人:ジャトコ株式会社
  • 自動変速機の油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-058176   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-191241
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-220562   出願人:ジャトコ株式会社

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