特許
J-GLOBAL ID:200903057691983649

スライドドアのドアハーネス配索構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-330485
公開番号(公開出願番号):特開2002-127847
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成としてコスト高ならびに重量増を抑えることを可能とし、かつ、スライド方向に収納スペースを不要として、スライドドアの開口幅に制約を与えないとともに、車体構造に対する影響を小さくすること。【解決手段】 先端ピース91と基端ピース93との間に多数の中間ピース92を連結し、直線状に近い極めて緩やかに湾曲した延伸状態から略U字状の屈曲状態に変位し、水平方向の一方に屈曲可能で他方に屈曲不可能に構成したハーネスガイド9の内側にハーネス7を配索し、ハーネスガイド9は、基端ピース93をドア開口部1の開口幅方向の略中央に固定し、先端ピース91はロアローラブラケット4の先端部に回動可能に取り付け、図において(A)に示す延伸状態から(B)に示す略U字状の屈曲状態を経て、(C)に示す最終屈曲状態に変形可能とした。
請求項(抜粋):
車体の側部に設けられたドア開口部(1)を開閉するスライドドアの下前部にロアローラブラケット(4)が設けられ、このロアローラブラケット(4)に設けられたロアローラ(6)をガイドするロアガイドレール(2)が、前記ドア開口部(1)の下部の車体に設けられ、前記車体とスライドドアとの間で給電を含んで電気的な信号の授受を行うドアハーネス(7)が、車体からスライドドアへ掛け渡され、前記ドアハーネス(7)を内包可能に形成されたハーネスガイド(9)が、隣り合うピースどうしを垂直方向の軸を中心に一方に回動可能で他方の回動を所定位置で規制した状態で連続的に連結して、全体として延伸状態から一方には平面視略U字形状に屈曲可能である一方、延伸状態から他方には屈曲不可能に形成され、前記ロアガイドレール(2)の前端部には、スライドドアの全閉直前でスライドドアを車両中央方向に変位させるよう車両中央方向に湾曲した湾曲部(2a)が設けられ、前記ロアガイドレール(2)とドア開口部(1)との間に、ハーネスガイド(9)の移動を許容するハーネスガイド用空間(8)が形成されているとともに、このハーネスガイド用空間(8)において前記湾曲部(2a)とドア開口部(1)との間には、車体前方ほど広がった前部スペース(8a)が形成され、前記ハーネスガイド(9)は、前記ハーネスガイド用空間(8)に配置され、かつ、基端に設けられている基端ピース(93)が車体のドア開口部(1)の前後方向の略中央位置よりも後方に固定されている一方、先端に設けられている先端ピース(91)が前記ロアローラブラケット(4)に垂直支軸(91a)を介して回動可能に取り付けられ、さらに、前記基端ピース(93)と先端ピース(91)との間に連続して設けられている中間ピース(92)は屈曲時にU字の内側となる面がスライドドア閉状態で車室側を向き、スライドドア開状態でドア側を向くよう配設されていることを特徴とするスライドドアのドアハーネス配索構造。
IPC (4件):
B60R 16/02 620 ,  B60J 5/06 ,  H02G 3/38 ,  H02G 11/00
FI (4件):
B60R 16/02 620 C ,  B60J 5/06 A ,  H02G 11/00 M ,  H02G 3/28 F
Fターム (5件):
5G363AA07 ,  5G363AA08 ,  5G363BA02 ,  5G363BB01 ,  5G363DC03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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