特許
J-GLOBAL ID:200903057893123897

ディジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042745
公開番号(公開出願番号):特開2002-247125
出願日: 2001年02月20日
公開日(公表日): 2002年08月30日
要約:
【要約】【課題】 受信信号レベルが低くなると位相が大きくずれることを防止し、受信信号レベルが正常になると位相補正を高速に行うようにする。【解決手段】 受信した多値QAM信号を準同期方式でディジタル直交検波して位相補正後のI信号とQ信号とから受信信号の信号レベルを検出するレベル検出部22と、検出された受信信号の信号レベルと所定の閾値との大小を判別するレベル判別部23と、受信信号の信号レベルの大小によって位相誤差算出部7、17から位相補正部9、19に出力する位相誤差の出力データ値を調整する位相誤差リミッタ部8、18とを備え、受信信号の信号レベルが所定の閾値より小さいと、位相誤差の出力データ値を制限して受信信号の位相補正を行わないようにし、また受信信号の信号レベルが所定の閾値より大きいと、位相誤差の出力データ値をスルーで出力するようにして受信信号の位相補正を行う。
請求項(抜粋):
受信した多値QAM(直交振幅変調)信号をディジタル処理による準同期方式で直交検波して同相成分のI信号と直交成分のQ信号とに分割するディジタル直交検波部と、同ディジタル直交検波部よりの信号から所要の低域成分を取り出すローパスフィルタ(以降LPFとする)と、同LPFから出力されたI信号とQ信号のそれぞれの位相誤差を補正する位相補正部と、受信信号に基づく基準位相を抽出してI信号とQ信号とのそれぞれの位相誤差を算出するとともに、算出した位相誤差データを前記位相補正部に出力する位相誤差算出部とを備え、前記位相補正部で位相補正後のI信号とQ信号とを復調してデータ出力するディジタル復調装置において、前記位相補正後のI信号とQ信号とから受信信号の信号レベルを検出するレベル検出部と、検出された前記受信信号の信号レベルと所定の閾値との大小を判別するレベル判別部と、前記受信信号の信号レベルの大小によって前記位相誤差算出部から前記位相補正部に出力する前記位相誤差の出力データ値を調整する位相誤差リミッタ部とを備え、前記レベル判別部が、前記レベル検出部で検出する前記受信信号の信号レベルを前記所定の閾値より小さいと判別する場合、前記位相誤差リミッタ部が、前記位相誤差算出部から前記位相補正部に出力する前記位相誤差の出力データ値を制限して前記受信信号の位相補正を行わないようにしたことを特徴とするディジタル復調装置。
Fターム (7件):
5K004AA01 ,  5K004AA08 ,  5K004BA02 ,  5K004JA03 ,  5K004JG01 ,  5K004JJ05 ,  5K004JJ09
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
  • ディジタル復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-092070   出願人:株式会社富士通ゼネラル
  • 位相制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-159952   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-237841
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