特許
J-GLOBAL ID:200903059567008304

対象物の識別構造及び識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-317168
公開番号(公開出願番号):特開2000-211300
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 偽造が極めて困難であり、かつその識別性も高い一般に流通する物品に適した安価な対象物の識別構造及び識別方法を提供する。【解決手段】 反射層として高分子コレステリック液晶を用い、かつ光源からの光をその光軸を中心とする対称位置に回折するホログラムまたは回折格子からなる識別媒体を対象物の表面に設け、これに光を照射し、その回折光の対の一方を円偏光フィルタを介して受光し、他方を直接受光するか、または回折光の対の一方を第1の特性を有する円偏光フィルタを介して受光し、他方を上記と相反する第2の特性を有する円偏光フィルタを介して受光し、それらの受光結果を比較することにより対象物の真正性を識別することで、コレステリック液晶による偏光の特性とホログラムによる回折特性とを相乗的に組み合わせた識別が可能となり、識別性が向上すると共に円偏光の回折光を検出することにより、反射光を検出する場合と比較して乱反射光の影響が低減する。。
請求項(抜粋):
対象物に設けられた識別媒体を識別装置をもって光学的に認識することにより前記対象物の真正性を識別するための対象物の識別構造であって、前記識別媒体が、反射層に高分子コレステリック液晶を有し、かつ光源からの光をその光軸を中心とする一対または複数対の対称位置に回折して反射する反射型ホログラムまたは回折格子からなり、前記識別装置が、光源と、該光源を中心とする対称に、かつ識別時に前記回折光の光路と一致する位置に設けられた一対または複数対の受光部とを有し、前記対をなす前記受光部の一方と識別時に於ける前記識別媒体との間にのみ偏光フィルタ及び波長板からなる円偏光フィルタが設けられるか、または前記対をなす前記受光部の一方と識別時に於ける前記識別媒体との間に第1の円偏光フィルタ特性を有する第1の円偏光フィルタが設けられ、かつ他方の受光部と識別時に於ける前記識別媒体との間には前記第1のフィルタ特性と相反する第2の円偏光フィルタ特性を有する第2の円偏光フィルタが設けられたことを特徴とする対象物の識別構造。
IPC (4件):
B44F 1/12 ,  B42D 15/10 501 ,  B42D 15/10 531 ,  G02B 5/32
FI (4件):
B44F 1/12 ,  B42D 15/10 501 G ,  B42D 15/10 531 B ,  G02B 5/32
引用特許:
審査官引用 (6件)
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