不和脂肪酸含量の増加したトランスジェニック魚類

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：廣田雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-108330
公開番号（公開出願番号）：特開2005-287424
出願日： 2004年03月31日
公開日（公表日）： 2005年10月20日
要約：

【課題】脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が導入され、不飽和脂肪酸含量の増加した魚類の提供。【解決手段】脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が導入されることにより、当該脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が発現した不飽和脂肪酸含量の増加した魚類であり、脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が、△4脂肪酸不飽和化酵素遺伝子、△5脂肪酸不飽和化酵素遺伝子及び△6脂肪酸不飽和化酵素遺伝子から選ばれるいずれか1又は2以上であり、これらは淡水魚由来のものが好ましく、淡水魚由来の脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が、メダカ由来のβ-アクチンプロモーターにより発現が促進されるものであることが好ましい。【効果】コスト、労力の軽減に貢献できるのみならず、活力が高く、ハンドリング耐性、低温耐性を示す仔稚魚を生産することができ、養殖海産魚用の配合飼料としてEPA、DHAを含む魚油を用いることを不要とし、より安価で品質管理も容易な植物性油脂を利用することができる。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

脂肪酸不飽和化酵素遺伝子が導入され、当該脂肪酸不飽和化酵素遺伝子の発現により、不飽和脂肪酸含量の増加したトランスジェニック魚類。

IPC (2件)：

A01K67/027 , C12N15/09

FI (2件)：

A01K67/027 , C12N15/00 A

Fターム (5件)：

4B024AA10 , 4B024BA80 , 4B024CA02 , 4B024DA02 , 4B024FA02

引用特許：

出願人引用 (4件)

脂肪酸不飽和化酵素を有する形質転換動物およびその作製方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-357740 出願人：学校法人近畿大学, 日本学術振興会
脂肪酸の不飽和化酵素遺伝子が導入された高等植物細胞および高等植物の作出方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-114698 出願人：麒麟麦酒株式会社
デサチュラーゼ
公報種別：公表公報出願番号：特願2000-526616 出願人：ザユニバーシティオブブリストル

全件表示

審査官引用 (5件)

微小水棲生物用餌料およびその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-277813 出願人：株式会社ヤクルト本社
水生生物給餌用の海洋脂質組成物
公報種別：公表公報出願番号：特願2001-551318 出願人：フジャルタソン・バルドゥル, ハラルドソン・グドムンドゥル・ジー, ハルドルソン・オラファル
脱鱗防止用飼料および脱鱗防止方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-111550 出願人：日本農産工業株式会社

全件表示

引用文献：

審査官引用 (2件)

Oncorhynchus masou FD6D mRNA for putative delata 6-desaturase, complete cds., Accession No. AB070444
Oncorhynchus masou FD6D mRNA for putative delata 6-desaturase, complete cds., Accession No. AB070444

前のページに戻る