特許
J-GLOBAL ID:200903060172986615

結晶粒粗大化防止特性と耐遅れ破壊特性に優れた冷間鍛造用鋼とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-153674
公開番号(公開出願番号):特開平11-092868
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、冷間鍛造前の焼鈍、あるいは球状化焼鈍工程を省略し、かつ熱処理肌で使用される高強度の部品の耐遅れ破壊特性を改善できる、結晶粒粗大化防止特性と耐遅れ破壊特性に優れた冷間鍛造用鋼とその製造方法を提供する。【解決手段】 特定成分を含有した鋼のマトリックス中に直径0.2μm以下のTiC、Ti(CN)、NbC、Nb(CN)、(Nb、Ti)(CN)のうち1種以上の粒子の総個数を20個/100μm2 以上有する冷間鍛造用鋼と、上記鋼を1050°C以上に加熱して線材または棒鋼に熱間圧延した後、600°C以下の温度まで冷却するに際して、2°C/s以下の冷却速度で徐冷し、マトリックス中に直径0.2μm以下のTiC、Ti(CN)、NbC、Nb(CN)、(Nb、Ti)(CN)のうち1種以上の粒子の総個数を20個/100μm2 以上分散した鋼とした冷間鍛造用鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.10〜0.40%、Si:0.15%以下、Mn:0.30〜1.00%、Cr:0.50〜1.20%、B :0.0003〜0.0050%、Ti:0.020〜0.100%を含有し、P :0.015%以下(0%を含む)、S :0.015%以下(0%を含む)、N :0.0100%以下(0%を含む)、に各々制限し、残部はFe、および不可避的不純物よりなり、かつ鋼のマトリックス中に直径0.2μm以下のTiC、Ti(CN)のうち1種または2種の粒子の総個数を20個/100μm2 以上有することを特徴とする結晶粒粗大化防止特性と耐遅れ破壊特性に優れた冷間鍛造用鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/00 ,  C22C 38/32
FI (3件):
C22C 38/00 301 Z ,  C21D 8/00 A ,  C22C 38/32
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る