特許
J-GLOBAL ID:200903060460834390

保護継電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-288829
公開番号(公開出願番号):特開2009-118642
出願日: 2007年11月06日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】故障装置の異常部位を修復して交換する作業を行っている最中でも、保護継電装置としての役割を継続して果たすことのできる保護継電装置システムを得ること。【解決手段】第1装置が故障すると、接点12が閉路してコイル25に電流が流れ、接点7aが開路動作を行い、設点7bが閉路動作を行う。健全側の第2装置では、接点21a,21bでのアンド条件が取れるので、遮断器をトリップさせることができる。この状態で、第1装置を故障修理のため収納筐体から引き抜くと、接点12が無くなり、接点7a,7bは第1装置健全時の開閉状態に戻るので、第2装置では、単独での保護動作ができなくなる。そこで、接点12の閉路動作によって形成したコイル25の駆動電流の経路を第1装置の引き抜き後も維持するために、第1装置を引き抜いた状態でその電流経路を維持する機構部品13を収納筐体側に設けてある。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
収容筐体内にそれぞれ個別に交換可能に配置されるとともに、それぞれの出力回路が、装置健全時にトリップ指令の出力に用いる第1及び第2の接点と、装置故障時に装置不良の出力に用いる第3の接点とを備える2以上の保護継電装置のうち、2つの保護継電装置が、同じ保護対象を別個独立に並列に保護する場合に、両装置の健全時においてはそれぞれの前記第1の接点によるアンド条件成立でもって外部にトリップ信号を出力し、一方の装置の故障時においては当該故障装置の前記第3の接点が、外部に装置故障信号を出力するとともに、健全である他方の装置において前記第1及び第2の接点によるアンド条件成立でもって外部にトリップ信号を出力できるようにする電流路を形成するようにした保護継電システムであって、 前記収容筐体における各保護継電装置の配置箇所に、保護継電装置が実装されている状態では、前記電流路を前記第3の接点が開閉できる状態に維持し、保護継電装置が実装されていない状態では、前記第3の接点が存在していた場合に形成されていた前記電流路を閉路状態に維持する機構部品を取り付けてある、 ことを特徴とする保護継電システム。
IPC (1件):
H02H 3/05
FI (1件):
H02H3/05 D
Fターム (2件):
5G042EE02 ,  5G042EE07
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-354870   出願人:三菱電機株式会社
  • デジタルリレー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-229546   出願人:株式会社東芝
  • 保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-095781   出願人:株式会社明電舎
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審査官引用 (5件)
  • デジタルリレー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-229546   出願人:株式会社東芝
  • 保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-095781   出願人:株式会社明電舎
  • 保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-318742   出願人:日新電機株式会社
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