特許
J-GLOBAL ID:200903060575360805

異方性フィルタリングを用いたシングルパス画像ワーピングシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-531143
公開番号(公開出願番号):特表2008-512766
出願日: 2004年09月09日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
シングルパス・ディジタル画像ワーピングにおける拡張された楕円又は矩形にわたる円形対称異方性フィルタリングのための方法及びシステムが開示される。フィルタリングは、入力画像空間における出力ピクセルのマップされた位置における不均一な画像スケーリング関数に近似する楕円を最初に求め調整することによって実行される。出力画像空間におけるこの楕円から単位円への線形変換は、フットプリント内部の入力ピクセル半径と、半径の関数として対応するフィルタ係数を計算する。フットプリントの形状は、画像品質及び処理速度のバランスを考慮して決定される。1つの実施形態において、平滑化及びワーピングのそれぞれの構成要素のプロファイルは結合されて、より鮮鋭度の高い細部が強調された出力画像を生成する。本発明の方法及びシステムは、入力画像の鮮鋭度を維持又は強調しながら、ギザギザのアーチファクトをもたらすことなく自然な出力画像を生成する。
請求項(抜粋):
入力ピクセル座標空間及び入力ディジタルピクセルデータを有する入力画像を、出力ピクセル座標空間及び出力ディジタルピクセルデータを有する出力画像に変換するための、異方性フィルタを用いたシングルパス・ディジタル画像ワーピングのための方法であって、 (a)出力ピクセルに対する入力ディジタル画像データを取得し、 (b)出力ピクセル座標を入力画像座標空間上にマッピングして、マップされた座標位置を決定し、 (c)(b)で決定されたマップされた座標位置で入力座標に対して出力ピクセル座標のヤコビ行列を決定し、 (d)(c)で決定されたヤコビ行列の2つの行ベクトルによって形成され、(b)で決定されたマップされた座標位置の周囲に楕円を一義的に決定するために長軸半径と短軸半径、及び長軸半径の方向を決定し、 (e)必要な画質及び必要な処理速度に基づいて前記楕円の半径を拡張及び調整し、 (f)(e)の結果に基づいて(b)で決定された前記マップされた座標位置の周囲に入力画像座標空間におけるフットプリントを決定して、フィルタリングに関与する入力ピクセルをその中に含め、 (g)(d)の楕円を1単位の半径を有する円に変換して、円の中心から含まれる入力ピクセルまでの距離計算を容易にし、 (h)(g)における距離の関数として、円形対称形状からフットプリント内のすべての入力ピクセルに対して異方性フィルタの係数を決定し、 (i)(h)で決定された係数でフットプリント内部の入力ピクセルの値を累算することによって出力ピクセルの値を決定し、 (j)出力ピクセルの値を保存することと、 を含む、異方性フィルタを用いたシングルパス・ディジタル画像ワーピングのための方法。
IPC (2件):
G06T 5/20 ,  G06T 3/00
FI (2件):
G06T5/20 A ,  G06T3/00 200
Fターム (12件):
5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB01 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE03 ,  5B057CE05 ,  5B057CE06 ,  5B057CH09
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 米国特許第5,175,808号
  • 米国特許第5,594,676号
  • 米国特許第6,061,477号
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審査官引用 (6件)
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