特許
J-GLOBAL ID:200903061204547992

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星宮 勝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-206303
公開番号(公開出願番号):特開2004-234813
出願日: 2003年08月06日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】磁路長が短いことによって高周波帯域における記録特性に優れ、且つ薄膜コイルの抵抗値の小さい薄膜磁気ヘッドを実現する。【解決手段】薄膜磁気ヘッドは、下部磁極層108と上部磁極層112と記録ギャップ層と薄膜コイル114とを備えている。薄膜磁気ヘッドは、更に、エアベアリング面130から離れた位置に配置され、下部磁極層108と上部磁極層112とを連結する連結部131を備えている。連結部131はエアベアリング面130側に向く端面132を有し、この端面132はエアベアリング面130側に突出する曲面を含んでいる。端面132とエアベアリング面130との間に配置された薄膜コイル114の一部は、端面132とエアベアリング面130とを最短で結ぶ仮想の線上の位置において薄膜コイル114中で最小の幅を有し、且つ仮想の線から離れるに従って幅が大きくなっている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
記録媒体に対向する媒体対向面と、 前記媒体対向面側において互いに対向する磁極部分を含む第1および第2の磁極層と、 前記媒体対向面から離れた位置に配置され、前記第1の磁極層の一部と前記第2の磁極層の一部の少なくとも一方を含み、前記第1の磁極層と第2の磁極層とを磁気的に連結する連結部と、 前記第1の磁極層の磁極部分と前記第2の磁極層の磁極部分との間に設けられたギャップ層と、 前記連結部の回りに配置され、且つ少なくとも一部が前記第1および第2の磁極層の間に、前記第1および第2の磁極層に対して絶縁された状態で設けられた、平面渦巻き状の薄膜コイルとを備えた薄膜磁気ヘッドであって、 前記連結部は媒体対向面側に向く端面を有し、この端面は媒体対向面側に突出する曲面を含み、 前記薄膜コイルの一部は、前記連結部の前記端面と媒体対向面との間に配置され、前記連結部の前記端面と媒体対向面とを最短で結ぶ仮想の線上の位置において薄膜コイル中で最小の幅を有し、且つ前記薄膜コイルの一部は、前記仮想の線から離れるに従って幅が大きくなる幅変化部分を含むことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (1件):
G11B5/31
FI (3件):
G11B5/31 F ,  G11B5/31 A ,  G11B5/31 C
Fターム (5件):
5D033BA07 ,  5D033BA32 ,  5D033BA35 ,  5D033BB43 ,  5D033CA00
引用特許:
審査官引用 (9件)
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