特許
J-GLOBAL ID:200903061521334104

ATM通信網の予備信号路設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163409
公開番号(公開出願番号):特開平10-013433
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】ATM通信網で信号路を現用と予備とをそれぞれ異なる物理回線に確保すると、信号路のために伝送帯域が割り当てられてしまい、予備の信号路を確保した物理回線では回線使用効率が低下する。【解決手段】予備の信号路はVPIとVCIを確保するのみとして、伝送帯域は確保しない。予備信号路を現用として切り替える際にその物理回線に信号路確保のための伝送帯域がない場合は、既に設定されている呼、またはコネクションのうちで優先度の低いものを、各呼が伝送するセルのトラヒック・クラスと、使用している伝送帯域とを総合的に判断するアルゴリズムにより最小影響範囲の中で呼を選択的に切断して、予備信号路が現用となるための伝送帯域を優先的に確保する。
請求項(抜粋):
ATM通信網を構成する任意の二つのATM交換機間を接続する複数の物理回線に現用信号路と予備信号路をそれぞれ設定する信号路設定方式において、前記複数の物理回線で接続される相対向するそれぞれのATM交換機は、一つの物理回線に、仮想パス識別子(VPI)と仮想回線識別子(VCI)と伝送帯域を割り当てた現用信号路を確保し、当該現用信号路を確保した物理回線を除く任意の数の物理回線に、仮想パス識別子(VPI)と仮想回線識別子(VCI)のみを割り当てた予備信号路を配備する信号路設定手段と、前記現用信号路を確保した物理回線に障害が発生すると、前記予備信号路を配備した任意の数の物理回線から、当該予備信号路を現用信号路として使用するに足りる伝送帯域を割り当てることができる物理回線を選択する予備物理回線選択手段と、前記予備物理回線選択手段が選択した物理回線に配備された予備信号路に伝送帯域を割り当てて現用信号路とし、障害が発生した物理回線に確保されていた現用信号路の伝送帯域を解放して予備信号路とする信号路切り替え手段を備えたことを特徴とするATM通信網の予備信号路設定方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 D ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
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