特許
J-GLOBAL ID:200903062689465057

アガリクス茸エキスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-257144
公開番号(公開出願番号):特開2004-057183
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】蒸煮および有機酸発酵を利用して乾燥アガリクス茸を丸ごと水溶化することにより有効成分の吸収性を飛躍的に高めたアガリクス茸エキスの製造方法を得ることを目的とする。【解決手段】アガリクス茸を所定量の水で蒸煮してその蒸煮液を分離し、この蒸煮原料をイオン化されたミネラルを含む所定量の水で再び蒸煮するとともに得られた第二蒸煮液も分離し、次いで前記蒸煮原料を細かく裁断したのち麹菌など混合物を加えて所定温度に保持して醗酵させ、得られた発酵原料にカルボキシル基を有する有機酸などを加えて所定温度に保持して醗酵熟成させ、さらに得られた醗酵熟成液と予め分離しておいた蒸煮液および第二蒸煮液を混合したのち殺菌濾過して調製する。この製造方法によれば、アガリクス茸を丸ごと水溶性するので有効成分を余すところなく抽出して活用することができるだけでなく、顕著な抗腫瘍活性などの効果を奏することができるものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原料としてのアガリクス茸を所定量の水で蒸煮してその蒸煮液を分離し、この蒸煮原料をイオン化されたミネラルを含む所定量の水で再び蒸煮するとともに得られた第二蒸煮液も分離し、次いで前記蒸煮原料を細かく裁断したのち麹菌、酵母、クエン酸菌、乳酸菌、酢酸菌などを単独でまたはこれらの2種以上の混合物を加えて所定温度に保持して醗酵させ、得られた発酵原料にクエン酸、乳酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸などのカルボキシル基を有する有機酸を単独でまたはこれらの2種以上の混合物を加えて所定温度に保持して醗酵熟成させ、さらに得られた醗酵熟成液と予め分離しておいた蒸煮液および第二蒸煮液を混合したのち殺菌濾過すること特徴とするアガリクス茸エキスの製造方法。
IPC (5件):
A23L1/212 ,  A23L1/30 ,  A61K35/84 ,  A61P3/02 ,  A61P35/00
FI (5件):
A23L1/212 101 ,  A23L1/30 B ,  A61K35/84 A ,  A61P3/02 ,  A61P35/00
Fターム (23件):
4B016LC07 ,  4B016LE05 ,  4B016LG14 ,  4B016LK04 ,  4B016LK18 ,  4B016LP02 ,  4B016LP06 ,  4B016LP13 ,  4B018LE05 ,  4B018MD09 ,  4B018MD82 ,  4B018MD85 ,  4B018MD86 ,  4B018ME08 ,  4B018MF01 ,  4B018MF13 ,  4C088AA02 ,  4C088BA09 ,  4C088CA05 ,  4C088MA52 ,  4C088NA20 ,  4C088ZB26 ,  4C088ZC21
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 食の科学,Vol.294(Aug.2002)p.60-66

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