特許
J-GLOBAL ID:200903062910224175

DNA鎖増幅方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-263988
公開番号(公開出願番号):特開2007-074928
出願日: 2005年09月12日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 1回の熱サイクルで遺伝子の検出が可能なレベルまでのDNA鎖の伸長および増幅を行うDNA鎖増幅方法を提供する。【解決手段】 リン脂質の親水部を構成するリン酸エステルより誘導される基を有する第一単位と活性エステル基を有する第二単位とを含む高分子物質を表面に有する基板に、DNA伸長用のプライマーを固定化させ、所望する配列を有する鋳型DNA断片およびヌクレオチドモノマーを含む試料が導入された反応系を、DNA鎖を熱変性する温度まで引き上げ、前記反応系の温度をアニール処理する温度まで下げ、一定の処理温度を保ち、基板上に固定化されたプライマーDNA鎖の伸長と増幅を行うDNA鎖増幅方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
リン脂質の親水部を構成するリン酸エステルより誘導される基を有する第一単位と電子求引性の置換基がカルボニル基に結合してなるカルボン酸誘導基を有する第二単位とを含む高分子物質を表面に有する基板に、DNA伸長用のプライマーとなるDNA鎖を固定化させ、所望する配列を有する鋳型DNA断片または鋳型RNA断片、DNA鎖伸長用酵素系、およびヌクレオチドモノマーを含む試料が導入された液相系を、DNA鎖を熱変性する温度(以下、「熱変性処理温度」という)まで引き上げ、 前記液相系の温度をアニール処理する温度(以下、「アニール処理温度」という)まで下げ、一定の処理温度を保ち、基板上に固定化されたプライマーDNA鎖の伸長と増幅を行うことを特徴とする、DNA鎖増幅方法。
IPC (1件):
C12N 15/09
FI (1件):
C12N15/00 A
Fターム (8件):
4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024HA19 ,  4B024HA20 ,  4B063QA20 ,  4B063QS03 ,  4B063QS25
引用特許:
審査官引用 (4件)
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