特許
J-GLOBAL ID:200903063274613065

スペクトラム拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294826
公開番号(公開出願番号):特開平10-145329
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 CDMA方式を適用したパケット無線通信における上り回線での長周期符号の同期時間の問題を解決した移動通信システム、および拡散符号の同期方法を提供するものである。【解決手段】 長周期符号の上り伝送パケットの送信に先立ち、移動端末は予約チャネル上において短周期符号の短いパケットを送信する。基地局では、予約チャネルにおいて、チップ同期タイミングをとる初期同期回路と、時間的に重なりあったパケット同士を分離するパケット分離回路を経て、各パケットの伝搬遅延測定をおこなう。ここで測定された伝搬遅延時間情報は、同移動端末から伝送チャネルで送信された長周期符号のパケットを拡散する時、マッチドフルタに適切なタイミングで係数を設定することにより同期逆拡散をおこなう。【効果】 本発明によれば、スペクトル拡散パケット通信において伝送路で大きな遅延をもつ場合においても、ハードウエア規模の大きな増大なしに長周期の拡散符号の高速同期が可能となる。
請求項(抜粋):
主局と従局との間でスペクトル拡散通信を行なうスペクトル拡散通信システムにおいて、従局が主局から送信した下り方向の基準信号に基づいてフレーム同期をとり、上記フレーム同期に基づいて上り方向の制御信号を送出し、主局が下り方向の制御信号と上り方向の制御信号の関係から無線区間における伝搬遅延時間を求め、従局がフレーム同期信号に同期して上りデータ信号を送出し、主局が該伝搬遅延時間に応じたタイミングで上記上りデータ信号を受信するスペクトル拡散通信システム。
IPC (4件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 25/40
FI (4件):
H04J 13/00 A ,  H04L 25/40 C ,  H04B 7/26 N ,  H04B 7/26 109 N
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る