特許
J-GLOBAL ID:200903063404198871
面内異方性の小さい加工用高炭素鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高山 宏志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-018281
公開番号(公開出願番号):特開2001-073077
出願日: 2000年01月27日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 引張特性に対する面内異方性の小さい高炭素冷延鋼板およびその製造方法を提供すること。【解決手段】 JIS G 4051(機械構造用炭素鋼)、JIS G (炭素工具鋼鋼材)、JIS G4802(ばね用冷間圧延鋼帯)で規定される成分系を有する高炭素鋼板を熱間圧延および冷間圧延により製造するに際し、熱間仕上圧延後の鋼板を500〜650°Cで巻取り、次いで巻取り後の鋼板を脱スケールした後、630〜700°Cで20hr以上の一次焼鈍を施し、50%以上の圧下率で冷間圧延し、その後600〜710°Cで二次焼鈍を施す。これによりr値の面内異方性指数Δrが-0.15超〜0.15未満の加工用高炭素鋼板が得られる。ただし、Δrは、Δr=(r0+r90-2×r45)/4により規定される値を示す。ここでr0、r45、r90は、それぞれ、圧延方向に対し、0°方向(L方向)、45°方向(S方向)、90°方向(C方向)のr値を示す。
請求項(抜粋):
JIS G 4051(機械構造用炭素鋼)、JIS G4401(炭素工具鋼鋼材)、JIS G 4802(ばね用冷間圧延鋼帯)で規定される成分系を有する高炭素鋼板であって、r値の面内異方性指数Δrが-0.15超〜0.15未満であることを特徴とする面内異方性の小さい加工用高炭素鋼板。ただし、Δrは、Δr=(r0+r90-2×r45)/4により規定される値を示す。ここでr0、r45、r90は、それぞれ、圧延方向に対し、0°方向(L方向)、45°方向(S方向)、90°方向(C方向)のr値を示す。
IPC (2件):
C22C 38/00 301
, C21D 9/46
FI (2件):
C22C 38/00 301 S
, C21D 9/46 G
Fターム (9件):
4K037EA06
, 4K037FC07
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FE03
, 4K037FF02
, 4K037FG03
, 4K037FJ04
, 4K037FJ05
引用特許:
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