特許
J-GLOBAL ID:200903063545651596

油圧緩衝器監視システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-102918
公開番号(公開出願番号):特開2006-283839
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 本発明は油圧緩衝器の電磁弁の異常の有無を監視することを課題とする。【解決手段】 油圧緩衝器監視システム10は、例えば、高層ビルなどのような構造物の振動を免振する免振システムに組み込まれる。この油圧緩衝器監視システム10の制御回路50は、上記第1〜第3の加速度センサ42,44,46から出力された加速度に応じた検出信号の値から構造物の振動状態を分析し、そのときの振動状態に合った減衰力が発生されるように油圧緩衝器20(201〜2010)に対する制御信号を生成して油圧緩衝器20(201〜2010)の減衰係数を調整する。さらに、制御回路50は、減衰力調整部の電磁弁96に供給される信号の電流を検出するセンサにより検出された電流検出値が異常値か否かを判定する。よって、制御回路50は、多数の電磁弁96を作動させてどの電磁弁96で異常があるか否かを監視することが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一端が固定側または可動側の何れか一方に連結され、内部の圧力室に作動油が充填されたシリンダと、 該シリンダの他端から前記圧力室に挿入されたピストンと、 一端が該ピストンに結合され、他端が前記固定側または可動側の何れか他方に連結されたピストンロッドと、 該ピストンを貫通する液通路に設けられ前記ピストンの移動に伴って開閉する弁体の弁開動作により前記液通路を通過する作動油の流れに抵抗力を与える弁機構と、 作動油が充填された補助タンクと、 該補助タンクと前記圧力室との間を連通する連通経路と、 該連通経路に配設された複数の電磁弁の開弁または閉弁により減衰力を調整する減衰力調整部と、 前記減衰力調整部の電磁弁に供給される信号の電流を検出する検出手段と、 該検出手段により検出された電流検出値が異常値か否かを判定する判定手段と、 を備えたことを特徴とする油圧緩衝器監視システム。
IPC (2件):
F16F 9/46 ,  F16F 9/34
FI (2件):
F16F9/46 ,  F16F9/34
Fターム (7件):
3J069AA54 ,  3J069CC13 ,  3J069DD19 ,  3J069DD50 ,  3J069EE02 ,  3J069EE10 ,  3J069EE63
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-273864   出願人:トキコ株式会社
審査官引用 (7件)
  • 減衰力調整式油圧緩衝器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-054042   出願人:トキコ株式会社
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-168918   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 減衰力可変ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-099616   出願人:カヤバ工業株式会社
全件表示

前のページに戻る