特許
J-GLOBAL ID:200903063575080453
アルコール脱水素酵素、これをコードする遺伝子、およびそれを用いた光学活性(R)-3-キヌクリジノールの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
南條 博道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-327439
公開番号(公開出願番号):特開2008-212144
出願日: 2007年12月19日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】3-キヌクリジノンを立体選択的に(R)-3-キヌクリジノールへと還元する新規な酵素を提供すること。【解決手段】以下の(1)から(3)に示す生化学的性質を有する酵素が提供される:(1)作用;還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)を補酵素として、3-キヌクリジノンまたはその塩を不斉還元し、(R)-3-キヌクリジノールを生成する;(2)基質特異性;3-キヌクリジノン、p-トルキノンおよびα-ナフトキノンに作用し、その相対活性が、3-キヌクリジノン、p-トルキノンおよびα-ナフトキノンの順に高い;および(3)至適温度;pH7で反応させる場合、温度40〜45°Cにおいて作用が至適である。酵素はまた、特定なアミノ酸配列またはその改変配列を含み得る。当該酵素を利用して、高収率で高い光学純度の光学活性(R)-3-キヌクリジノールを製造することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(1)から(3)に示す生化学的性質を有する酵素:
(1)作用:還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)を補酵素として、3-キヌクリジノンまたはその塩を不斉還元し、(R)-3-キヌクリジノールを生成する;
(2)基質特異性:3-キヌクリジノン、p-トルキノンおよびα-ナフトキノンに作用し、その相対活性が、3-キヌクリジノン、p-トルキノンおよびα-ナフトキノンの順に高い;および
(3)至適温度:pH7で反応させる場合、温度40〜45°Cにおいて作用が至適である。
IPC (5件):
C12N 15/09
, C12N 9/04
, C12N 1/20
, C12N 1/21
, C12P 17/18
FI (5件):
C12N15/00 A
, C12N9/04 Z
, C12N1/20
, C12N1/21
, C12P17/18 A
Fターム (29件):
4B024AA03
, 4B024BA08
, 4B024CA03
, 4B024CA04
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA12
, 4B050CC01
, 4B050CC03
, 4B050CC08
, 4B050DD02
, 4B050LL05
, 4B064AE56
, 4B064CA02
, 4B064CA19
, 4B064CA21
, 4B064CB18
, 4B064CC24
, 4B064CD12
, 4B064DA20
, 4B065AA11Y
, 4B065AA26X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA18
, 4B065CA28
, 4B065CA44
引用特許:
出願人引用 (18件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (4件)
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Phytochemistry, 1994, Vol.37, No.2, p.391-400
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Proc.Natl.Acad,Sci.USA, 1993, Vol.90, p.9591-9595
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沼津工業高等専門学校研究報告, 2002, p.135-139
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