特許
J-GLOBAL ID:200903063995319095

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017467
公開番号(公開出願番号):特開平9-209415
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】建設機械の油圧駆動装置において、作業状況に応じてアクチュエータ相互間の流量特性を変化させ、複合操作性を向上させる。【解決手段】第1の油圧ポンプ25aは流量制御弁30a,31a、圧力制御弁33a,34aを介して第1及び第2のアクチュエータ22,23に並列接続され、第2の油圧ポンプ25bは流量制御弁30b,31b,32b、圧力制御弁33b,34b,35bを介して第1、第2、第3のアクチュエータ22,23,24に並列接続されている。目標差圧設定器81は、操作状態検出器73の検出結果を基に、比較的負荷圧の低い第1及び第2のアクチュエータ22,23の少なくとも一つと比較的負荷圧の高い第3のアクチュエータ24とを作動させる操作状態では、油圧ポンプ25aの目標差圧を油圧ポンプ25bの目標差圧よりも大きな値に設定する。
請求項(抜粋):
少なくとも2つの第1及び第2の油圧ポンプと、これらの油圧ポンプから供給される圧油によって駆動する第1、第2、第3のアクチュエータを含む複数のアクチュエータと、前記第1、第2、第3のアクチュエータの作動をそれぞれ制御する第1、第2、第3の弁装置を含む複数の弁装置とを備え、前記第1の弁装置は第1及び第2の流量制御弁と第1及び第2の圧力制御弁とを含み、前記第2の弁装置は第3及び第4の流量制御弁と第3及び第4の圧力制御弁とを含み、前記第3の弁装置は第5の流量制御弁と第5の圧力制御弁とを含み、前記第1の油圧ポンプは前記第1の流量制御弁及び第1の圧力制御弁を介して前記第1のアクチュエータに接続されるとともに、前記第3の流量制御弁及び第3の圧力制御弁を介して前記第2のアクチュエータに、前記第1のアクチュエータとは並列に接続され、前記第2の油圧ポンプは前記第2の流量制御弁及び第2の圧力制御弁を介して前記第1のアクチュエータに接続されるとともに、前記第4及び第5の流量制御弁及び第4及び第5の圧力制御弁を介して前記第2及び第3のアクチュエータに、前記第1のアクチュエータとは並列に接続され、前記第1の弁装置は前記第1及び第2の油圧ポンプからの圧油を前記第1及び第2の流量制御弁及び第1及び第2の圧力制御弁の下流側で合流して前記第1のアクチュエータに供給し、前記第2の弁装置は前記第1及び第2の油圧ポンプからの圧油を前記第3及び第4の流量制御弁及び第3及び第4の圧力制御弁の下流側で合流して前記第2のアクチュエータに供給し、かつ前記第1及び第3の圧力制御弁は前記第1及び第3の流量制御弁の下流圧が前記第1及び第2のアクチュエータの負荷圧の高い方の圧力と同じになるように制御するとともに、前記第2、第4、第5の圧力制御弁は前記第2、第4、第5の流量制御弁の下流圧が前記第1、第2、第3のアクチュエータの負荷圧の最も高い圧力と同じになるように制御し、前記第1の油圧ポンプは前記第1及び第2のアクチュエータの負荷圧のうちの高い方の圧力よりもポンプ吐出圧が高くなるよう制御され、前記第2の油圧ポンプは前記第1、第2、第3のアクチュエータの負荷圧のうちの最も高い圧力よりもポンプ吐出圧が高くなるよう制御される建設機械の油圧駆動装置において、前記複数のアクチュエータの操作状態を検出する検出手段と、前記操作状態の検出結果に基づいて前記第1及び第2の油圧ポンプの制御用の第1及び第2の目標差圧を設定する目標差圧設定手段と、前記第1の油圧ポンプの吐出圧が前記第1及び第2のアクチュエータの負荷圧の高い方の圧力より前記第1の目標差圧だけ高くなるようにポンプ容量を制御する第1のポンプ容量制御手段と、前記第2の油圧ポンプの吐出圧が前記第1、第2、第3のアクチュエータの負荷圧の最も高い圧力より前記第2の目標差圧だけ高くなるようにポンプ容量を制御する第2のポンプ容量制御手段とを備えることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
IPC (4件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/02 ,  F15B 11/17
FI (4件):
E02F 9/22 L ,  F15B 11/00 M ,  F15B 11/02 M ,  F15B 11/16 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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