特許
J-GLOBAL ID:200903064052529534
自動変速機の変速制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-282319
公開番号(公開出願番号):特開2002-089701
出願日: 2000年09月18日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 掛け替え変速時、解放側作動油圧または締結側作動油圧を、空吹けが生じないよう、且つ、インターロックによる引きが生じないよう制御する。【解決手段】 (a) に破線で示すように掛け替え変速中にギヤ比iが空吹け判定ギヤ比isを超えない空吹け非発生時は、次回の変速時に実線で示すように解放側作動油圧指令値Poを低下させ始めるタイミングを小さな所定時間Cだけ早める。これにより解放側摩擦要素の解放が締結側作動油圧指令値Pcで決まる締結側摩擦要素の締結に対し相対的に早められてインターロック傾向によるトルクの引き込みを実線で示す出力トルク波形のごとくに解消できる。上記学習制御の繰り返しで空吹けが発生して(b) に実線で示すごとくiがisを超えると、(c) に実線で示すごとく指令値Pcを低下させ始めるタイミングを大きな予定時間Aだけ遅くする。これにより解放側摩擦要素の解放が遅くされて空吹けを防止することができる。その後は(d) に実線で示すごとく指令値Poを低下させ始めるタイミングを小さな所定時間Cだけ早め、空吹け発生までこの学習を繰り返す。
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素のうち第1の摩擦要素を作動油圧の上昇により締結させると共に、該第1の摩擦要素の作動油圧に係わる信号を受けて設定時間後に第2の摩擦要素を作動油圧の低下により解放させ、これら第1および第2の摩擦要素の掛け替えにより行う変速を有した自動変速機において、前記変速中に変速機入力側回転の空吹けを検知した時は、前記第2の摩擦要素に係わる作動油圧の低下開始タイミングが予定時間だけ遅くなるよう前記設定時間を変更し、変速機入力側回転の空吹けを検知しない間は、前記第2の摩擦要素に係わる作動油圧の低下開始タイミングが前記予定時間よりも短い所定時間ずつ早くなるよう前記設定時間を変更する構成にしたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/08
, F16H 59:42
, F16H 59:68
, F16H 59:74
, F16H 63:12
FI (5件):
F16H 61/08
, F16H 59:42
, F16H 59:68
, F16H 59:74
, F16H 63:12
Fターム (19件):
3J552MA02
, 3J552MA12
, 3J552NA01
, 3J552NB01
, 3J552PA02
, 3J552RA18
, 3J552SA15
, 3J552SA51
, 3J552SB31
, 3J552SB33
, 3J552TA11
, 3J552VA32W
, 3J552VA36W
, 3J552VA52W
, 3J552VA54Z
, 3J552VA62Z
, 3J552VA77W
, 3J552VC01W
, 3J552VC03Z
引用特許:
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