特許
J-GLOBAL ID:200903064123773997

規則性極微構造繊維の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-250245
公開番号(公開出願番号):特開2007-039858
出願日: 2005年08月03日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】屈折率や強度、弾性など物性の異なる少なくとも2種類以上の高分子材料を用いた複合繊維内の長軸または長尺方向に一様な極微の規則性配列構造を有する集合体や同形状または異形状の集合体群を複数形成する方法。【解決手段】前記物性の異なる少なくとも2種類以上の溶融高分子材料の一方成分を一定の配列に隔離された複数の開口に連なる貫通孔から供給し、他方の成分を貫通孔間に設けた流路とその流路出口に繋がる周囲に設けた流速と流れ方向制御用緩和溝を経由して供給し、一定配列構造を維持した状態で合流させた後に下方に続く漏斗状流路にて圧縮細化し、その外周部を何れかの成分で被覆後に再び圧縮して成るか、前記工程を多段的に繰り返して圧縮比を高めるごとき口金により、極微構造体の寸法及び極微構造体間のピッチ間隔等も制御した極微の規則性配列構造繊維を形成する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
海島型溶融複合紡糸において、紡糸性を有する物性の異なる2種類以上の高分子材料から選択された一方の島部形成成分を紡糸口金に設けられた規則的配列を有する複数の開口に連なる貫通孔に供給し、もう一方の海部形成成分を該貫通孔間に設けた別流路に供給し、各貫通孔下部出口を一定間隔位置で囲うよう設け、かつ該貫通孔下部からの吐出流速と流層を乱さないようにする流速制御と流れの方向制御を兼ねた海部成分用の前記別流路に連なる緩和溝を通して供給し、その下流にて島成分を一定間隔で囲い合流させ、海成分内に規則的な島成分の配列構造を有する複合流体を形成させた後、その下流にて圧縮細化し、複合流体Iとなし、更にその下流にて、別に設けられた流路から該海成分またはその他の成分を供給し、該複合流体Iの外周を囲う複合流体とし、その下流にて圧縮細化して複合流体IIを得るようにすることを基本として順次形成し、紡糸、延伸などにより、繊維長軸または長尺方向に一様で、かつ規則的配列構造が得られることを特徴とする規則性配列極微構造繊維の成形方法。
IPC (3件):
D01D 5/36 ,  D01F 8/04 ,  D01D 4/02
FI (3件):
D01D5/36 ,  D01F8/04 Z ,  D01D4/02
Fターム (17件):
4L041AA07 ,  4L041BA04 ,  4L041BA16 ,  4L041BC06 ,  4L041BC09 ,  4L041BC20 ,  4L041BD01 ,  4L041CA06 ,  4L041CA21 ,  4L041EE07 ,  4L041EE20 ,  4L045AA05 ,  4L045BA03 ,  4L045BA20 ,  4L045CA32 ,  4L045CB14 ,  4L045CB16
引用特許:
出願人引用 (12件)
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