特許
J-GLOBAL ID:200903064174716220

フォトニッククリスタル構造を用いた偏光モード分散補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小野 由己男 ,  稲積 朋子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-291083
公開番号(公開出願番号):特開2004-078213
出願日: 2003年08月11日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】 相対的に大きい量の群遅延時間を補償することができ、耐久性に優れ、小型化できる偏光モード分散補償装置を提供する。【解決手段】 入射光信号をその偏光方向が相互直交する第1及び第2偏光状態の光信号に分離する分波器20と、第1及び第2偏光状態の光信号を一方向に合波する合波器30と、第1導波路35及び第1導波路35より長い第2導波路40を備えるフォトニッククリスタル構造の光ガイド10と、第2導波路40の内部を構成する媒質と、合波器30から出力される光信号の一部はフィードバックさせる信号タップ50と、信号タップ50からの光信号の第1及び第2偏光モードの分散程度を測定し、偏光モード分散を除去するためのフィードバック信号を出力するフィードバック部60と、フィードバック信号に基づき第2導波路を通過する光信号の有効光距離を可変する有効光距離可変部70とを含む偏光モード分散補償装置を提供する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
光ファイバを介して光信号を転送するシステムの偏光モード分散補償装置において、 入射される前記光信号をその偏光方向が相互直交する第1偏光状態及び第2偏光状態の光信号に分離して相異なる方向に出力する分波器と、 相異なる方向から入射される前記第1偏光状態の光信号及び第2偏光状態の光信号を一方向に合波して出力する合波器と、 前記分波器から出力される前記光信号を前記合波器までの最短距離である第1経路に誘導する第1導波路、及び前記分波器から出力される前記光信号を前記合波器まで前記第1導波路より所定距離長い第2経路に誘導する第2導波路を備えるフォトニッククリスタル構造の光ガイドと、 前記第2導波路の内部を構成する媒質と、 前記合波器から出力される前記光信号の一部は外部に出力し、前記光信号の一部を出力できる構造を有する信号タップと、 前記信号タップから出力される前記光信号の一部が入力され、前記光信号の前記第1偏光モード及び第2偏光モードモードの分散程度を測定し、前記測定結果に基づき前記偏光モード分散を取り除くためのフィードバック信号を出力するフィードバック部と、 前記フィードバック部から出力されるフィードバック信号に基づき前記第2導波路を通過する光信号に対する前記第2経路の有効光距離を可変する有効光距離可変部と、 を含むフォトニッククリスタル構造を用いた偏光モード分散補償装置。
IPC (2件):
G02F1/01 ,  G02B6/12
FI (5件):
G02F1/01 C ,  G02B6/12 J ,  G02B6/12 H ,  G02B6/12 Z ,  G02B6/12 N
Fターム (20件):
2H047KA03 ,  2H047LA12 ,  2H047LA21 ,  2H047NA01 ,  2H047NA02 ,  2H047NA08 ,  2H047QA03 ,  2H047RA08 ,  2H047TA05 ,  2H079AA02 ,  2H079AA06 ,  2H079AA12 ,  2H079CA08 ,  2H079CA24 ,  2H079DA01 ,  2H079DA03 ,  2H079DA17 ,  2H079EA05 ,  2H079FA01 ,  2H079KA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
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