特許
J-GLOBAL ID:200903064301803331

太陽光発電・集熱複合利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 石井 和郎 ,  河崎 眞一 ,  齋藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-229845
公開番号(公開出願番号):特開2008-111650
出願日: 2007年09月05日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】太陽電池と太陽熱集熱器とを一体化してなる発電・集熱複合モジュールを使用したシステムにおける発電効率を最大化することができる太陽光発電・集熱複合利用装置を提供する。【解決手段】太陽電池出力検出手段D1、太陽電池温度検出手段D2、貯湯タンク温度検出手段D3及び大気温度検出手段D4の各検出値に基づいて、熱媒体を集熱管路7を通して循環させた場合の太陽電池3の発電量増加と循環に要する第1ポンプ38の電気入力量との差ΔW1と、放熱管路8に循環させた場合の太陽電池3の発電量増加と循環に要する第1ポンプ38の電気入力量との差ΔW2との差ΔW1-ΔW2を算出し、ΔW1-ΔW2≧0のときは熱媒体を集熱管路7を通して循環させる一方、ΔW1-ΔW2<0のときは放熱管路8を通して循環させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
太陽光熱を集熱して熱媒体を加熱する太陽熱集熱器と、 前記太陽熱集熱器の表面に熱的に接続して設けられた太陽電池と、 熱媒体を貯留する熱媒体貯留槽と、 前記太陽熱集熱器と前記熱媒体貯留槽との間に熱媒体を循環させる集熱管路と、 前記太陽熱集熱器にて加熱された熱媒体から熱を大気中に放熱させる大気放熱器と、 前記太陽熱集熱器と前記大気放熱器との間に熱媒体を循環させる放熱管路と、 前記太陽電池の出力を検出する太陽電池出力検出手段と、 前記太陽電池の温度を検出する太陽電池温度検出手段と、 前記熱媒体貯留槽内の熱媒体の温度を検出する熱媒体温度検出手段と、 大気の温度を検出する大気温度検出手段と、 前記太陽電池出力検出手段の検出値と、前記太陽電池温度検出手段の検出値と、前記熱媒体温度検出手段の検出値とに基づいて、前記集熱管路を通して熱媒体を循環させることにより見込まれる前記太陽電池の発電量の増加量を演算する集熱時発電増加量演算手段と、 前記集熱時発電増加量演算手段により演算された発電量の増加量から前記集熱管路を通して熱媒体を循環させるのに要する電力量を減算し、その差を集熱時実質増加発電量として算出する集熱時実質増加発電量算出手段と、 前記太陽電池出力検出手段の検出値と、前記太陽電池温度検出手段の検出値と、前記大気温度検出手段の検出値とに基づいて、前記放熱管路を通して熱媒体を循環させることにより見込まれる前記太陽電池の発電量の増加量を演算する放熱時発電増加量演算手段と、 前記放熱時発電増加量演算手段により演算された発電量の増加量から前記放熱管路を通して熱媒体を循環させるのに要する電力量を減算し、その差を放熱時実質増加発電量として算出する放熱時実質増加発電量算出手段と、 前記算出された集熱時実質増加発電量と放熱時実質増加発電量とを比較して、前記集熱管路と前記放熱管路のいずれの循環経路を選択して熱媒体を循環させるかを決定する管路選択手段と、 前記管路選択手段の選択結果にしたがって、熱媒体の循環経路を前記集熱管路と前記放熱管路との間で切り換える切換手段と、 を備えたことを特徴とする太陽光発電・集熱複合利用装置。
IPC (5件):
F24J 2/00 ,  F24J 2/40 ,  F24H 1/00 ,  F24J 2/42 ,  H01L 31/042
FI (5件):
F24J2/00 A ,  F24J2/40 Z ,  F24H1/00 611S ,  F24J2/42 J ,  H01L31/04 R
Fターム (6件):
5F051AA03 ,  5F051BA03 ,  5F051JA18 ,  5F051JA20 ,  5F051KA02 ,  5F051KA03
引用特許:
出願人引用 (11件)
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