特許
J-GLOBAL ID:200903064314386713

積層型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-554462
公開番号(公開出願番号):特表2004-518101
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】カー・エアコン用の積層型エバポレータ等に用いられる積層型熱交換器であって、流体流通方向のターン部における流体の内圧力による応力集中を緩和し、ターン部における耐圧力を増大して、タンク部側壁の破壊を有効に防止する。熱交換器構成金属プレートを薄肉化するとともに、薄肉化によるコストダウンを図るとともに、熱交換性能を向上する。【解決手段】流体が流体回路内部を蛇行状に流れる積層型熱交換器の流体流通方向のターン部において、熱交換器構成用金属プレートの仕切用凸部6 の上端部または下端部のうちのいずれか一方に、横断面円弧形の底部17a を有する流体流通方向転換通路部形成用凹部17が設けられ、偏平管部A の前後上部タンク部10a,10b 同士または前後下部タンク部12a,12b 同士が、互いに対向する流体流通方向転換通路部形成用凹部17によって形成された横断面略円形の流体流通方向転換通路部18を介して相互に連通せしめられている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
略方形の金属プレート(2) の片面に、上下方向に長い仕切用凸部(6) により前後に区画された流体流路形成用凹部(4a)(4b)と、これら前後流体流路形成用凹部(4a)(4b)の上端部に連なりかつこれらより深い前後上部タンク形成用凹部(3a)(3b)と、同前後流体流路形成用凹部(4a)(4b)の下端部に連なりかつこれらより深い前後下部タンク形成用凹部(5a)(5b)とが設けられるとともに、前後上部タンク形成用凹部(3a)(3b)の底壁に流体通過用孔(13a)(13b)が、前後下部タンク形成用凹部(5a)(5b)の底壁に流体通過用孔(15a)(15b)がそれぞれ設けられ、隣り合う金属プレート(2)(2)同士が相互に凹部を対向させた状態に層状に重ね合わせられて、両金属プレート(2)(2)の対向する仕切用凸部(6)(6)同士、および同周縁部(7)(7)同士が接合されることにより、前後偏平流路部(11a)(11b)と、これらに連なる前後上部タンク部(10a)(10b)および前後下部タンク部(12a)(12b)とを有する偏平管部(A) が形成され、偏平管部(A) が多数並列状に配置され、左右に隣り合う偏平管部(A)(A)の前側上部タンク部(10a)(10a)同士が連通せしめられるとともに、後側上部タンク部(10b)(10b)同士が連通せしめられ、かつ前側下部タンク部(12a)(12a)同士が連通せしめられるとともに、後側下部タンク部(12b)(12b)同士が連通せしめられている積層型熱交換器において、金属プレート(2) の仕切用凸部(6) の上端部または下端部のうちのいずれか一方に、横断面円弧形の底壁部(17a) を有する流体流通方向転換通路部形成用凹部(17)が設けられ、上記偏平管部(A) の前後上部タンク部(10a)(10b)同士または前後下部タンク部(12a)(12b)同士が、互いに対向する流体流通方向転換通路部形成用凹部(17)(17)によって形成された横断面略円形の流体流通方向転換通路部(18)を介して相互に連通せしめられている、積層型熱交換器。
IPC (3件):
F28F3/08 ,  F25B39/02 ,  F28D1/03
FI (3件):
F28F3/08 311 ,  F25B39/02 C ,  F28D1/03
Fターム (4件):
3L103AA11 ,  3L103BB38 ,  3L103DD18 ,  3L103DD34
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 積層型蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-327142   出願人:株式会社デンソー
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-119653   出願人:株式会社デンソー
  • 積層型熱交換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-066478   出願人:サンデン株式会社
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