特許
J-GLOBAL ID:200903065431075547

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-275517
公開番号(公開出願番号):特開2000-104610
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の如何なる運転状態にあっても高精度な燃料噴射量制御を実施する。【解決手段】エンジン1の吸気管2には電磁駆動式のインジェクタ18が配設される。ECU30は、エンジン運転状態に応じて噴射パルスを演算し、その噴射パルスに基づいてインジェクタ18からエンジン1への燃料噴射量を制御する。特にECU30は、エンジン運転時においてインジェクタ18の受熱の要因と放熱の要因とに基づいてインジェクタ温を逐次推定する。そして、前記推定したインジェクタ温に基づいて噴射パルス補正値を算出し、該算出した噴射パルス補正値により噴射パルスを補正する。本構成によれば、エンジン運転時に時々刻々と変化するインジェクタ温度特性を反映させつつ、当該インジェクタ18による燃料噴射量が適宜補正される。
請求項(抜粋):
ケース内に収容される弁体と、該弁体を開位置又は閉位置に移動させるための電磁コイルとを有し、コイル通電に伴う弁体の移動によりその先端部から燃料を噴射する電磁駆動式のインジェクタを備え、機関運転状態に応じて演算される燃料噴射量に基づいて前記インジェクタを駆動して内燃機関へ燃料を噴射供給する内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記インジェクタの少なくとも先端部を含むインジェクタ温度を機関運転時に逐次推定する温度推定手段と、前記推定した機関運転時のインジェクタ温度に基づいて補正量を算出し、該算出した補正量により機関への燃料噴射量を補正する補正手段とを備えることを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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