特許
J-GLOBAL ID:200903065560478992

デテント機構を備えたスプール弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050048
公開番号(公開出願番号):特開平8-247303
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 被係合軸部の軸心が軸孔の軸心から偏位した状態のスプールに対して偏荷重を加えられることを防止することにより、スプール等の偏摩耗を防止すことができるデテント機構を備えたスプール弁を提供する。【構成】 スプール7の端部には被係合軸部15が設けられている。弁本体5には、軸孔13に対して径方向に移動可能にデテント本体16が設けられている。デテント本体16には、被係合軸部15を偏位可能に挿通させる挿通孔19が設けられている。又、デテント本体16の外周側には周方向に延びる保持溝20が形成されるとともに、挿通孔19の軸心に対して径方向に伸びる複数の保持孔21が等角度間隔で形成されている。各保持孔21は挿通孔19の内周面及び保持溝20の内周面側で開口されている。保持溝20内には環状ばね18が掛装され、各鋼球17は環状ばね18の内周面で挿通孔19の軸心側に付勢されている。
請求項(抜粋):
弁本体(5)内に形成される軸孔(13)内においてその軸心方向に移動可能に収容されるスプール(7)と同軸に設けられ、軸心方向に離間した位置に複数の小径部(15a)が形成される被係合軸部(15)と、軸孔(13)に対して径方向に移動可能に設けられ、軸孔(13)の軸心方向に延びるように形成される挿通孔(19)内に前記被係合軸部(15)を挿通させるとともに、その軸心側端部が前記小径部(15a)に係合可能な複数の係合部材(17)を、挿通孔(19)の軸心側に移動可能に等角度間隔で保持するデテント本体(16)と、前記各係合部材(17)にその外周側から当接して各係合部材(17)を挿通孔(19)の軸心側に同時的に付勢する付勢手段(18)とからなるデテント機構を備えたスプール弁。

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