特許
J-GLOBAL ID:200903065906854953

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179993
公開番号(公開出願番号):特開平11-026275
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ヒューズ効果により、絶縁破壊に対する信頼性を高め、容量減少が少なく、小形・軽量化が可能な金属化フィルムコンデンサを提供する。【解決手段】 一対の金属蒸着電極4の少なくとも一方の面が、星状に配した端部が丸味を帯びている絶縁スリット1により多数のセグメント2に分割され、互いに隣接するセグメントを隔てる絶縁スリット間を横切って上記金属蒸着電極層によって形成したヒューズ部3の寸法W1 が最狭部で0.2〜2.0mmであり、電極引出部に結合されている側縁部の長手方向に連続する帯状の通電路6の長手方向に設けられる端部が丸味を帯びている絶縁スリット12間に設けたヒューズ部13により、電極引出部とセグメントが接続され、長手方向の絶縁スリット間に設けたヒューズ部寸法W3 が、各セグメントを隔てる絶縁スリット間に設けたヒューズ部寸法W1 に対して1.25以上でかつ2倍未満である。
請求項(抜粋):
片面に金属蒸着電極(4)を有する金属化フィルム(7)同士または両面に金属蒸着電極(4)を有する両面金属化フィルム(10)と絶縁フィルム(11)、あるいは片面に金属蒸着電極(4)を有する金属化フィルム(7)と絶縁フィルム(11)とを組合せ、これらを重ね合わせたものを巻回し、その巻回素子の両端面に電極引出部(21)を形成してなるコンデンサにおいて、上記金属蒸着電極の少なくとも一方の面が、星状に配した端部が丸味を帯びている絶縁スリット(1)により多数のセグメント(2)に分割され、互いに隣接するセグメントを隔てる絶縁スリット間を横切って上記金属蒸着電極層によって形成したヒューズ部(3)により接続されており、また上記ヒューズ部寸法(W1 )が最狭部で0.2〜2.0mmであり、かつ上記金属化フィルムの金属蒸着電極が上記電極引出部に結合されている側縁部の長手方向に連続する帯状の通電路(6)が形成され、上記通電路(6)の長手方向に、端部が丸味を帯びている絶縁スリット(12)が設けられ、該絶縁スリット(12)間に設けたヒューズ部(13)により電極引出部とセグメントが接続され、上記長手方向の絶縁スリット間に設けたヒューズ部寸法(W3 )が、各セグメントを隔てる絶縁スリット間に設けたヒューズ部寸法(W1 )に対して1.25以上でかつ2倍未満であることを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/015 ,  H01G 4/18 ,  H01G 4/32 301
FI (2件):
H01G 4/24 321 A ,  H01G 4/32 301 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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