特許
J-GLOBAL ID:200903065994976923

距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312332
公開番号(公開出願番号):特開2000-137076
出願日: 1998年11月02日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 電磁波の送受信により距離測定を行う装置において、雨や霧等からの散乱波の影響を受けることなく、常に正確な距離測定ができるようにする。【解決手段】 スペクトル拡散方式の距離測定装置において、本測距の前に、発光部14から出射したレーザ光が雨や霧に当たって反射してくる散乱光があるか否かを判定する。散乱光がある場合には、信号加算部24で散乱光の信号成分を除去するのに必要なキャンセル信号を生成するために、まず、レーザ光を出射してから散乱光が受信されるまでの時間を第1遅延部41に設定する。この結果、パルス発生部12からの出力が、第1遅延部41にて遅延されて、キャンセル信号となる。次に、キャンセル信号のレベルを散乱光の信号成分に合わせるために、発光部14からレーザ光を出射させて、散乱光のキャンセル状態を確認しつつ、第1・第2可変ゲインアンプ(ゲイン<1)22,21のゲイン調整を行う。この結果、本測距の際には、受信信号から散乱光の信号成分を除去できる。
請求項(抜粋):
電磁波を送信する送信手段と、該送信手段が送信した電磁波が対象物に当たって反射してくる反射波を受信する受信手段と、前記送信手段が電磁波を送信してから前記受信手段が反射波を受信するまでの時間を計測し、該計測結果に基づき前記対象物までの距離を算出する距離算出手段と、を備えた距離測定装置において、前記送信手段が送信した電磁波が前記対象物に到達する前に、雨,霧等の測距障害物に当たって反射してくる散乱波を検出する散乱波検出手段と、該散乱波検出手段の検出結果に基づき、前記受信手段からの受信信号に含まれる散乱波を打ち消すためのキャンセル信号を生成するキャンセル信号生成手段と、該キャンセル信号生成手段にて生成されたキャンセル信号を用いて、前記受信信号の中から前記散乱波の信号成分を除去する散乱波キャンセル手段と、を備え、該散乱波キャンセル手段による散乱波除去後の受信信号を前記距離算出手段に入力するよう構成してなることを特徴とする距離測定装置。
IPC (4件):
G01S 17/08 ,  G01C 3/06 ,  G01S 7/34 ,  G01S 13/08
FI (4件):
G01S 17/08 ,  G01C 3/06 Z ,  G01S 7/34 Z ,  G01S 13/08
Fターム (60件):
2F112AD01 ,  2F112BA07 ,  2F112CA05 ,  2F112CA20 ,  2F112EA03 ,  2F112FA03 ,  2F112FA08 ,  2F112FA09 ,  2F112FA14 ,  2F112FA21 ,  2F112FA32 ,  2F112FA33 ,  2F112FA43 ,  2F112FA45 ,  5J070AB01 ,  5J070AB10 ,  5J070AB16 ,  5J070AC02 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH04 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH31 ,  5J070AH39 ,  5J070AH45 ,  5J070AK28 ,  5J084AA05 ,  5J084AB01 ,  5J084AB08 ,  5J084AB17 ,  5J084AC02 ,  5J084AD01 ,  5J084AD03 ,  5J084BA04 ,  5J084BA36 ,  5J084CA03 ,  5J084CA07 ,  5J084CA10 ,  5J084CA12 ,  5J084CA19 ,  5J084CA21 ,  5J084CA23 ,  5J084CA25 ,  5J084CA27 ,  5J084CA29 ,  5J084CA31 ,  5J084CA45 ,  5J084CA49 ,  5J084CA52 ,  5J084CA53 ,  5J084CA54 ,  5J084CA56 ,  5J084CA61 ,  5J084CA64 ,  5J084CA68 ,  5J084CA70 ,  5J084DA08 ,  5J084DA09 ,  5J084EA02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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