特許
J-GLOBAL ID:200903066289018740

リチウム-金属複合酸化物及びこれを用いた電気化学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  中村 行孝 ,  紺野 昭男 ,  横田 修孝 ,  堅田 健史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-555166
公開番号(公開出願番号):特表2009-526736
出願日: 2007年02月16日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
本発明は、常磁性金属及び反磁性金属を含むリチウム含有金属複合酸化物として、(a)下記の7Li-NMR測定条件及び方法により得られる0±10ppmのメーンピーク(I0ppm)と、240±140ppmのメーンピーク(I240ppm)との相対的な強度の比(I0ppm/I240ppm)が0.117・Z(このとき、Zはリチウムに対する反磁性金属のモル数である)値未満であるか;(b)0±10ppmのメーンピーク(I0ppm)と、240±140ppmのメーンピーク(I240ppm)との相対的な線幅の比(W240ppm/W0ppm)が21.45未満であるか;又は、(c)これらの全部を満足させることを特徴とするリチウム含有金属複合酸化物、リチウム含有多成分系金属複合酸化物を含む電極、及び電極を備える電気化学素子を提供する。 本発明のリチウム含有多成分系金属複合酸化物は、複合酸化物を構成する各 構成成分が互いに均一に分布するメタルオーダーリングの改善により結晶の安全性及び優れた物性を示すことで、電池の高容量や長寿の特性及び向上したレート特性を提供することができる。
請求項(抜粋):
リチウム含有金属複合酸化物であって、 常磁性金属及び反磁性金属を含んでなり、 (a)下記の7Li-NMR測定条件及び方法により得られる0±10ppmのメーンピーク(I0ppm)と、240±140ppmのメーンピーク(I240ppm)との相対的な強度の比(I0ppm/I240ppm)が0.117・Z(このとき、Zはリチウムに対する反磁性金属のモル数である)値未満であるか; (b)0±10ppmのメーンピーク(I0ppm)と、240±140ppmのメーンピーク(I240ppm)との相対的な線幅の比(W240ppm/W0ppm)が21.45未満であるか;又は、 (c)これらの全部を満足させることを特徴とする、リチウム含有金属複合酸化物。 [測定条件] 300MHz固状NMRシステム; MAS回転数:32kHz; スペクトル周波数:116.6420MHz; 温度:室温(25°C); 化学シフト値スタンダード:H2Oにおける1M LiCl; パルスシーケンス:スピンエコー(90°-τ1- 180 °-τ2); スペクトラム幅:500,000Hz; パルス長:90°パルス長-2.25μsec及び180°パルス長-4.50μsec; 駆動時間(Dwell time)(τ1):31.25μsec;及び、 パルス遅延:2sec
IPC (4件):
C01G 53/00 ,  H01M 4/52 ,  H01M 4/50 ,  H01M 10/36
FI (5件):
C01G53/00 A ,  H01M4/52 102 ,  H01M4/50 102 ,  H01M10/00 111 ,  H01M10/00 102
Fターム (36件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE07 ,  5H029AJ03 ,  5H029AJ05 ,  5H029AK03 ,  5H029AL12 ,  5H029AM03 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029BJ03 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ11 ,  5H029CJ12 ,  5H029HJ00 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ05 ,  5H029HJ08 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050BA05 ,  5H050BA16 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB12 ,  5H050GA02 ,  5H050GA06 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA14 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA08
引用特許:
審査官引用 (11件)
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