特許
J-GLOBAL ID:200903066454686558

廃棄物分解処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208685
公開番号(公開出願番号):特開平10-043729
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 貯留槽内の中間仕切壁の周囲にて一方向に撹拌機を移動させる形式の廃棄物分解処理装置において、走行フレーム、走行用モータ、回転用モータといった構成を省略して、全体構成の簡素化、小型化を図ることが可能な新しい形式の廃棄物分解処理装置を提供することを目的とする。【解決手段】 貯留槽1の外壁1Aを平面視長円形に形成し、該貯留槽1内に、有機廃棄物Mを後方側に掻き揚げた際の堆積圧力によって台車4を前進させる撹拌機3を設ける。また、この撹拌機3では、台車4に、貯留槽1の中間仕切壁1B上のガイド2Bに沿って走行する内側走行体10と、貯留槽1の外壁1A上のガイド2Aに沿って走行する外側走行体11とを取り付け、内側走行体10が中間仕切壁1B上のガイド2Bの末端部に移動した場合に、内側走行体10を回転中心として、外側走行体11を外壁1A上のガイド2Bに沿って回転移動させる。
請求項(抜粋):
平面視長円形に形成された外壁(1A)内に有機廃棄物(M)が貯留され、かつ中央部分に長円形の長手方向に沿う中間仕切壁(1B)が設けられるとともに、これら外壁、中間仕切壁の上部にガイド(2A・2B)が設けられた貯留槽(1)と、該ガイドに沿って走行自在に設けられて、前記貯留槽内に貯留された有機廃棄物を撹拌発酵する撹拌機(3)と、を有し、前記撹拌機は、貯留槽の外壁、中間仕切壁間に設けられかつこれら外壁、中間仕切壁上のガイドに沿って走行自在な台車(4)と、該台車に設けられて、貯留槽内の前方側に位置する有機廃棄物を後方側に掻き揚げて、該有機廃棄物を発酵分解処理する掻き揚げ手段(5)と、該掻き揚げ手段を駆動する撹拌用モータ(6)と、該撹拌機の後方側に固定されて、該撹拌機が掻き揚げた有機廃棄物の堆積圧力によって、該撹拌機を前方側に走行させる受圧板(7)と、から構成され、前記撹拌機の台車は、貯留槽の中間仕切壁上のガイドに沿って走行する内側走行体(10)と、貯留槽の外壁上のガイドに沿って走行する外側走行体(11)とを具備しており、内側走行体が中間仕切壁上のガイドの末端部に移動した場合に、当該内側走行体を回転中心として、外側走行体が、外壁上の湾曲したガイドに沿って移動することを特徴とする廃棄物分解処理装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ZAB ,  B01F 7/00 ,  B01F 13/00 ,  C02F 11/02
FI (4件):
B09B 3/00 ZAB A ,  B01F 7/00 Z ,  B01F 13/00 B ,  C02F 11/02
引用特許:
審査官引用 (9件)
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