特許
J-GLOBAL ID:200903066901603851 鉄道車両の制輪子脱出防止構造
発明者: 出願人/特許権者: 代理人 (1件):
江藤 聡明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-302238
公開番号(公開出願番号):特開2002-104184
出願日: 2000年10月02日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 長期に亘り制輪子の脱出を有効的に回避できると共に、制輪子交換等の保守等の作業性に優れた鉄道車両の制輪子脱出防止構造を提供する。【解決手段】 対向する制輪子頭36をつなぎ棒47及び脱出止めロッド45によって連結することによって平行リンク機構を形成する。車輪14の踏面勾配に起因して両制輪子37に作用する脱出力が互いに打ち消し合い、制輪子37の脱出が回避できる。また、制輪子37の脱出防止のためのすり板等の摩耗部材が不要になり、安定した状態で長期にわたり制輪子37の脱出回避が確保される。
請求項(抜粋):
車輪の踏面に制輪子頭に取付支持された制輪子を押し付けて制動するブレーキ装置を有する鉄道車両において、車幅方向に対向する一対の制輪子頭間に、各端が上記各制輪子に各々連結手段を介して揺動自在に連結されて架設されたつなぎ棒と、該つなぎ棒に平行配置されて上記一対の制輪子間に、各端が上記各制輪子に各々連結手段を介して揺動自在に連結されて架設された脱出止めロッドとを備えたことを特徴とする鉄道車両の制輪子脱出防止構造。
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