特許
J-GLOBAL ID:200903067177947337

電気自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131419
公開番号(公開出願番号):特開平10-322807
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 車両に働く力及び車両の挙動に対応したトルクの増減を適切に行い、勾配のある道路等での逆進防止、スムースな発進、微速走行等を容易に行う。【解決手段】 モータ指示トルク補正値設定部26で、ΔRVM(モータ回転数変化量)=0のときはRVM(モータ回転数)に応じたΔT(モータ指示トルク補正値)を決定し、ΔRVM≠0のときはΔRVMに応じたΔTを決定する。自動トルク演算部27で、ΔTを基に、車両を静止させる自動トルクを演算する。指示トルク設定部28で、自動トルク,アクセル踏み込み量に応じたアクセルトルク,予め設定した微少トルクを比較し、運転者の運転者の希望進行方向に対し最も大きいトルク値を走行用モータ2を駆動制御する指示トルクとして設定する。
請求項(抜粋):
走行用モータの駆動制御部に対して指示トルク信号を設定出力し、駆動制御する電気自動車の制御装置において、上記走行用モータの回転方向と回転数を検出するモータ回転数検出手段と、運転者の希望進行方向を検出する希望進行方向検出手段と、ブレーキ状態か否か判定するブレーキ判定手段と、アクセルペダルストロークからアクセルトルクを演算するアクセルトルク演算手段と、車両が高速走行か低速走行かを上記モータ回転数より判定する高速走行判定手段と、上記モータ回転数の変化量を演算するモータ回転数変化量演算手段と、上記モータ回転数と上記モータ回転数変化量と上記走行用モータに対して出力している現在の指示トルクに基づき車両を静止させる自動トルクを設定する自動トルク設定手段と、上記アクセルトルクを指示トルクとして設定自在に形成するとともに、車両が非ブレーキ状態の低速走行であって上記運転者の希望進行方向に対しての上記自動トルクが最も大きいトルク値の場合に、この自動トルクを指示トルクとして設定する指示トルク設定手段と、上記設定した指示トルクを指示トルク信号として上記駆動制御部に出力する指示トルク信号出力手段とを備えたことを特徴とする電気自動車の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る