特許
J-GLOBAL ID:200903067364952018

光学フィルタ装置および光学フィルタ装置の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-132476
公開番号(公開出願番号):特開2001-311820
出願日: 2000年05月01日
公開日(公表日): 2001年11月09日
要約:
【要約】【課題】 目的損失波長特性をもった光学フィルタ装置を簡単な方法で的確に設計する。【解決手段】 波長に対して周期的な損失波長特性を持つ複数の光学部品を組み合わせて光学フィルタ装置を設計する際、各光学部品の損失波長特性の位相決定パラメータmj(jは1から順に1つずつ増える整数)と振幅決定パラメータbjを含む理論式により光学フィルタ装置の損失波長特性を近似し、予め定めた異なる複数の数の群の中から位相決定パラメータmjの異なる全ての組み合わせを決定して非線形フィッティングを行ない、各位相決定パラメータの第1の最適解を求め、該第1の最適解近傍の数値範囲に異なる複数の数の群をそれぞれ定めて該群の数の中から位相決定パラメータの異なる全ての組み合わせを決定して非線形フィッティングを行ない、順次最適解を求めていき、各パラメータを決定して目的損失波長特性aに近づける。
請求項(抜粋):
波長に対して周期的な損失波長特性を持つN個(Nは2以上の整数)の光学部品を組み合わせて光学フィルタ装置を設計する際に、前記それぞれの光学部品の損失波長特性の位相を決定する位相決定パラメータmj(jは1,2,3,・・・Nのように1から順にNまで1つずつ増える整数)と前記それぞれの光学部品の損失波長特性の振幅を決定する振幅決定パラメータbjとを含む理論式により前記光学フィルタ装置の損失波長特性を近似し、第1段階として予め定めた異なる複数の数の群を位相決定パラメータ初期値群として定め、前記位相決定パラメータ初期値群の数の中から位相決定パラメータmjの異なる全ての組み合わせを決定し、これらの組み合わせを1つずつ前記理論式における位相決定パラメータmjに代入したときのそれぞれの理論値と前記光学フィルタ装置の目的損失波長特性との二乗誤差が最小値となる解を非線形フィッティングにより求めてそれぞれの位相決定パラメータmjの第1の最適解を求め、然る後に、第2段階としてそれぞれの位相決定パラメータmjの第1の最適解近傍の数値範囲に異なる複数の数の群をそれぞれ定めて該群の数の中から位相決定パラメータmjの異なる全ての組み合わせを決定し、これらの組み合わせを1つずつ前記理論式における位相決定パラメータmjに代入したときのそれぞれの理論値と前記光学フィルタ装置の目的損失波長特性との二乗誤差が最小値となる解を非線形フィッティングにより求めてそれぞれの位相決定パラメータmjの第2の最適解を求め、第3段階以降も前記第2段階と同様の操作を繰り返し行なって、位相決定パラメータmjの最適解を求めていき、予め定めた設定収束条件に達したときに求めたそれぞれの位相決定パラメータmjを用いてそれぞれの光学部品を設計し、これらの設計した光学部品を組み合わせて前記目的損失波長特性を有する光学フィルタ装置を設計することを特徴とする光学フィルタ装置の設計方法。
IPC (4件):
G02B 5/28 ,  G02B 6/12 ,  G02B 6/13 ,  H01S 3/10
FI (4件):
G02B 5/28 ,  H01S 3/10 Z ,  G02B 6/12 F ,  G02B 6/12 M
Fターム (14件):
2H047LA18 ,  2H048GA01 ,  2H048GA13 ,  2H048GA15 ,  2H048GA23 ,  2H048GA51 ,  2H048GA62 ,  5F072AB09 ,  5F072AK06 ,  5F072JJ05 ,  5F072JJ20 ,  5F072KK08 ,  5F072KK30 ,  5F072YY17
引用特許:
審査官引用 (5件)
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