特許
J-GLOBAL ID:200903067418993637

騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-142102
公開番号(公開出願番号):特開2004-361938
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】防音壁に付設される能動制御型の騒音低減装置において、移動音源に対して優れた減音効果を得ることができる騒音低減装置を提供する。【解決手段】自動車の到来側に指向性を有する音源マイクロホン201で収音された音波は、プリアンプで増幅され、DSP処理装置に入力される。A/D変換器でA/D変換され、逆フィルタでフィルタリング処理された信号は、遅延回路に入力され、スピーカ1〜9の配列順序に応じて遅延される。即ち、スピーカ1〜9は、自動車の到来側(図面の左側)から通過側(図面の右側)に向って昇順で配列されており、スピーカ1〜9には、配列順に0、τ、2τ、...、8τの遅延時間が各々与えられている。配列順序に応じて遅延させることで、斜め方向に制御音の波面を傾けることができる。即ち、斜め方向についても、音源が直線状に配列された「線音源」が疑似的に実現される。【選択図】図11
請求項(抜粋):
騒音源から放射された騒音を低減する防音壁の外側に設定された制御点に配置された第1のマイクロホンと、 前記騒音源から放射され且つ前記防音壁に対して斜め方向から入射する騒音を集音するように所定方向に指向性を有し、且つ前記防音壁の内側に配置された第2のマイクロホンと、 前記第1のマイクロホン出力と第2のマイクロホン出力とに基づいて、前記制御点における騒音が低減されるように、陽解法によりフィルタ係数を演算する演算手段と、 前記演算手段で演算された前記フィルタ係数と前記第2のマイクロホン出力とに基づいてデジタルフィルタ処理した制御信号を出力するフィルタと、 単一指向性の複数のスピーカが所定方向に配列されると共に、該複数のスピーカの各々から放射される音で構成される制御音が前記防音壁の上辺で回折されて前記制御点に到達するように配置された制御音源と、 前記複数のスピーカの各々に、前記制御信号及び前記制御信号を前記防音壁への騒音の入射方向に応じて所定時間ずつ遅延させた遅延制御信号を、前記複数のスピーカの配列順序に応じて入力する入力回路と、 を含む騒音低減装置。
IPC (2件):
G10K11/178 ,  E01F8/00
FI (2件):
G10K11/16 H ,  E01F8/00
Fターム (4件):
2D001AA01 ,  2D001BA01 ,  2D001CD06 ,  5D061FF02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
  • 騒音低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-304261   出願人:株式会社竹中工務店
  • 吸音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-004340   出願人:日本電信電話株式会社
  • 能動騒音制御装置付き防音壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-073061   出願人:株式会社日立製作所, 日立プラント建設株式会社, 日立エンジニアリング株式会社
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