特許
J-GLOBAL ID:200903067562170238

温度センサおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-299600
公開番号(公開出願番号):特開2009-175129
出願日: 2008年11月25日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】 感温素子の素子電極線とシース芯線との接合部に係る応力を緩和させ、接合部の破断や剥離を防止する。【解決手段】 温度センサ100は、感温体(サーミスタ焼結体)103および素子電極線104を有する感温素子102と、素子電極線104に接合されるシース芯線108を外筒に内包するシース部材106と、有底筒形状を有し、その内部空間に感温素子103および接合部110を収容する包囲部材112と、内部空間に充填される保持部材(セメント)114と、を備える。そして、少なくとも、感温体103の外周と保持部材114との間には、包囲部材112の軸線方向に対して交差する方向に感温体103が変位するのを許容する空隙105が設けられている。これにより、温度センサ100に冷熱サイクルが繰り返し生じた場合にも、空隙105の存在分だけ感温体103の位置が変位可能となり、接合部110に係る応力を緩和させられる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
感温体および素子電極線を有する感温素子と、前記素子電極線に接合されるシース芯線を外筒に内包するシース部材と、先端側に底部が形成された軸線方向に延びる有底筒形状を有し、前記有底筒形状の内部空間に、少なくとも、前記感温素子および前記素子電極線と前記シース芯線との接合部を収容する包囲部材と、前記内部空間に充填される保持部材と、を備えた温度センサであって、 少なくとも、前記感温体の外周と前記保持部材との間には、前記包囲部材の軸線方向に対して交差する方向に前記感温体が変位するのを許容する空隙が設けられていることを特徴とする温度センサ。
IPC (1件):
G01K 7/22
FI (2件):
G01K7/22 D ,  G01K7/22 J
Fターム (8件):
2F056QC04 ,  2F056QC06 ,  2F056QC09 ,  2F056QC12 ,  2F056QC17 ,  2F056QC18 ,  2F056QF04 ,  2F056QF05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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