特許
J-GLOBAL ID:200903067882306820

Cu触媒使用ジメチルカーボネート製造で得られる液状反応生成物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308377
公開番号(公開出願番号):特開平7-188117
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 銅含有触媒の存在下でメタノールの酸化的カルボニル化を行うことによってジメチルカーボネートを製造している間に生じる如き液体反応混合物を処理する方法を記述し、この方法は、そのジメチルカーボネートから反応水を簡単に分離することを可能にするものである。【構成】 この方法では、第一蒸留カラム内で、このカラムの底からその反応水を取り出し、この第一カラムの頭頂産物を加圧下の第二カラム内で分離させて、釜残産物としてのジメチルカーボネートと、主にメタノールで構成されている頭頂産物を生じさせる。この第二カラム内の蒸留処理で生じる頭頂産物(これは主にメタノールで構成されている)をこの反応工程に再利用する。
請求項(抜粋):
反応媒体内に懸濁または溶解している銅含有触媒の存在下メタノールと酸素と一酸化炭素とを高温高圧下で反応させそしてこの触媒を除去した後その反応溶液を処理することによってジメチルカーボネートを製造する方法において、最初に、この触媒を除去した反応溶液からその反応水を第一蒸留カラム内の釜残産物として除去し、そしてジメチルカーボネートとメタノールを含んでいる頭頂産物を、次の高温高圧下で行う加圧蒸留で分離させて、純粋なジメチルカーボネートの釜残産物と、ジメチルカーボネートが少ないメタノール頭頂産物とを生じさせ、そしてこの頭頂産物をこの工程に再利用することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 69/96 ,  C07C 68/00 ,  C07C 68/08 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (9件)
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